特許
J-GLOBAL ID:200903076258920173
鉛塩の回収を含むフライアッシュ/APC残留物の処理
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-541306
公開番号(公開出願番号):特表2000-512687
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】本発明は、塩化物、硫酸塩、ならびにカルシウム、カリウム、およびナトリウムからなる群から選ばれた土アルカリ金属、ならびに鉛からなる群から選ばれた重金属を含むフライアッシュ/APCの残留物の処理のための方法に関する。残留物は、前記残留物を危険でない材料として廃棄できるように、乾燥/半乾燥の石灰の注入を利用する空気汚染制御プロセスから得られるものである。本方法は、以下の一連の工程を含む。(a)可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含む残留物のスラリーを形成するために、フライアッシュ/APCの残留物(20)を水(50)によって洗浄し攪拌する;(b)約11.8を上回るpHを有し可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含むろ液(46)を除去するために残留物のスラリーをろ過(42)する:および(c)カルシウムが富化された第1のろ過ケーク(44)を回収する。次に、可溶化された鉛塩を以下の副工程によってろ液から除去する:(i)pHを約10ないし11に下げるために十分な塩酸(58)をろ液へ加える;(ii)白から黄色へと色の変化が起こるまでろ液を攪拌する;(iii)pHを約7ないし8に下げるために、攪拌されたろ液に十分な塩酸をさらに加える。(iv)塩化カルシウムを含むブライン(86)を除去するために、ろ液をろ過(82)する;および(v)鉛が富化された黄色の色の第2のろ過ケーク(84)を回収する。
請求項(抜粋):
塩化物、硫酸塩、カルシウムおよびカリウムおよびナトリウムからなる群から選ばれた土アルカリ金属、ならびに鉛からなる群から選ばれた重金属を含むフライアッシュ/APCの残留物を処理する方法であって、(a)可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含む残留物のスラリーを形成するために、フライアッシュ/APCの残留物を水によって洗浄し攪拌する;(b)約11.8を上回るpHを有し可溶化された鉛塩および塩化カルシウムを含むろ液を除去するために残留物のスラリーをろ過する;および(c)カルシウムが富化されたろ過ケークを回収するの一連の工程を有することを特徴とする方法。
IPC (9件):
C22B 7/02
, B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, C01F 11/32
, C01G 21/00
, C02F 1/62
, C22B 3/04
, C22B 13/00
, C22B 26/00
FI (9件):
C22B 7/02 B
, C01F 11/32
, C01G 21/00
, C02F 1/62 Z
, C22B 26/00
, C22B 3/00 A
, B09B 3/00 304 G
, B09B 3/00 ZAB
, C22B 13/04
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