特許
J-GLOBAL ID:200903076260268319
スクロール圧縮機のリリーフ機構
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174263
公開番号(公開出願番号):特開平7-035081
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 スクロール圧縮機の寝込み起動時の液圧縮による大圧力パルスが発生したとしても、確実に高低圧をバイパスさせ、圧縮機内の潤滑油の希釈化を防止する。【構成】 圧縮部の高低圧空間をつなぐ回路として高低圧空間と連通する第1の空間31と、第1の空間31内に設けられ圧縮部の高低圧空間を開閉する第1の弁機構30を設けて構成されるスクロール圧縮機のリリーフ機構において、圧縮部の低圧空間と第1の空間31を連通する第2の空間33と、第2の空間33内に設けられ圧縮部の低圧空間と第2の空間33を開閉する第2の弁機構32とを設け、かつ第1の空間31と第2の空間33とを開閉しスクロール圧縮機の運転時に圧縮部の低圧空間と前記第2の空間とが前記第2の弁機構にて遮断されることによる動圧作用により圧縮部の高低圧空間を遮断する弁機構を第1の弁機構30にて構成したものである。
請求項(抜粋):
インボリュート等の渦巻体を端板面から突出させた固定スクロールおよび揺動スクロールを互いに組み合わせ、前記揺動スクロールを旋回させて、上記両スクロールの渦巻体と端板とで形成される圧縮室を随時端板外周から内周へ縮小する事により流体を圧縮する圧縮部と、この圧縮部を駆動するモータ部と、前記圧縮部に前記モータ部の駆動力を伝達する偏心部を有する主軸とこの主軸を支持するフレーム部を内包するシェルから構成され、かつ前記圧縮部の高低圧空間をつなぐ回路として高低圧空間と連通する第1の空間と、前記第1の空間内に設けられ前記圧縮部の高低圧空間を開閉する第1の弁機構を設けて構成されるスクロール圧縮機のリリーフ機構において、前記圧縮部の低圧空間と前記第1の空間を連通する第2の空間と、前記第2の空間内に設けられ前記圧縮部の低圧空間と前記第2の空間を開閉する第2の弁機構とを設け、かつ前記第1の空間と前記第2の空間とを開閉しスクロール圧縮機の運転時に前記圧縮部の低圧空間と前記第2の空間とが前記第2の弁機構にて遮断されることによる動圧作用により前記圧縮部の高低圧空間を遮断する弁機構を前記第1の弁機構にて構成したことを特徴とするスクロール圧縮機のリリーフ機構。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平1-159485
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特開平3-237286
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特開平1-285685
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