特許
J-GLOBAL ID:200903076264328839
汚水処理法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-104952
公開番号(公開出願番号):特開2002-301493
出願日: 2001年04月03日
公開日(公表日): 2002年10月15日
要約:
【要約】【課題】 汚水の処理環境や処理条件の変化に影響されずに確実にフロックの形成が行われて担体の目詰まりなく汚水を効率良く処理できるエアレーションによる汚水処理方法を提供する。【解決手段】 汚水物質に対して汚水処理槽3内で酵素2をその担体表面1aに露出状態に含有させた担体1を用いて行うエアレーションによる汚水処理方法において、その汚水処理槽3の中間層域に担体層4を形成し、その担体層4の下方からエアレーションをして気泡5の担体層4内の通過による小分化及びその気泡5の担体表面1aに対する長時間付着停泊によって汚水中の酸素濃度を高めて微生物を活発化させ、酵素分解と微生物分解によって担体1の周囲に易剥離分散性付着物C層を造成し、通水流及び気泡流により易剥離分散性付着物Cが随時剥離分散されることによって担体表面1aの目詰まりを防止しつつ汚水を効率良く処理できるようにする。
請求項(抜粋):
有機物を含む汚水物質(A)に対して汚水処理槽(3)内で微生物担体を用いて行うエアレーションによる汚水処理方法において、該微生物担体が酵素(2)をその担体表面(1a)に露出状態に含有させた担体(1)であり、その汚水処理槽(3)の中間層域に前記担体(1)群を配した担体層(4)を形成するとともにその担体層(4)の下方からエアレーションをして気泡(5)を担体(1)群内に供給して担体層(4)内の通過による気泡(5)の小分化及びその小分化した気泡(5)を担体表面(1a)に対して長時間付着停泊させることによって汚水中の酸素濃度を高めて微生物を活発化させ、同時に前記担体(1)間に通水流を起してその担体(1)の表面に露出した酵素(2)に汚水物質(A)を接触させてその汚水物質(A)を前記酵素(2)の作用により酵素分解させてその酵素分解物質(B)内に微生物を活着させ、その酵素分解物質(B)をさらに微生物により分解させ、前記酵素分解と微生物分解によって前記担体(1)の周囲にフロック状の易剥離分散性付着物(C)層を造成し、通水流及び気泡流により易剥離分散性付着物(C)が担体表面(1a)から随時剥離分散されることによって担体表面(1a)の目詰まりを防止しつつ汚水を効率良く処理できるようにしたことを特徴とする汚水処理法。
IPC (2件):
FI (3件):
C02F 3/08 Z
, C02F 3/10 A
, C02F 3/10 Z
Fターム (10件):
4D003AA01
, 4D003AB02
, 4D003EA01
, 4D003EA02
, 4D003EA04
, 4D003EA07
, 4D003EA19
, 4D003EA20
, 4D003EA24
, 4D003FA06
前のページに戻る