特許
J-GLOBAL ID:200903076273028694
ミシンにおける下糸切断装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-222551
公開番号(公開出願番号):特開平10-113487
出願日: 1997年08月19日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 フリーアームベッド内のボビンケースの張力発生部を介して引き出した下糸11を、針板6に隣接する前開き回動する開閉蓋30に設けた切断装置にて最初の縫い目形成に必要な所定長さに切断すると共に、切断端部が自由状態にならないようにして、下糸引き出し工程を省略して縫製作業の効率化を図る。【解決手段】 開閉蓋30の上縁側に形成した四分の一円弧状切欠き部31と、開閉蓋30の裏面にねじ固定した支持体32における四分の一円弧状曲周縁32aとの間で上向き開放状の下糸ガイド溝33を形成し、開閉蓋30の裏面側にて下糸ガイド溝33の裏側をほぼ水平状に横切る下糸支持部材35にてひきだされる下糸11の中途を屈曲支持させ、支持体32に装着した下向きの切断刃20にて下糸ガイド溝33の下端部において下糸11を上向きに引っ張って確実に切断する。
請求項(抜粋):
上下方向に往復運動する針と、その針と協働して縫い目を形成するためにミシンベッド内に配置された糸輪捕捉部体と、前記縫い目の形成のための下糸を保持するボビンと共に前記糸輪捕捉部体内に着脱可能に装着されるボビンケースと、前記下糸の補充あるいは交換時に、前記糸輪捕捉部体に近接した位置で、前記ミシンベッドの側部に開閉する開閉蓋と、を備えたミシンにおいて、前記開閉蓋もしくは当該開閉蓋に隣接したミシンベッドのいずれか一方の箇所には、前記ボビンから引き出される下糸の方向に対して交叉する方向に下糸を引っ張って切断するための切断刃を設けたことを特徴とするミシンにおける下糸切断装置。
IPC (2件):
FI (2件):
D05B 65/02 A
, D05B 73/04
引用特許: