特許
J-GLOBAL ID:200903076280408354

アーク抑止機能を有する自動車用ヒューズ素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  植木 久一 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-260270
公開番号(公開出願番号):特開2004-127523
出願日: 2002年09月05日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】Zn系ヒューズ材料を自動車用ヒューズ素子に利用するときの優れた特性(溶断特性など)を生かしながら、当該ヒューズ端子と相手方端子との間でアーク放電が発生するのを有効に抑止する。【解決手段】外部回路に接続される一対のヒューズ端子12と、過剰電流発生時に溶断する溶断部14とを有し、かつ前記溶断部は亜鉛を50質量%以上含むヒューズ用材料によって形成されたものである自動車用ヒューズ素子10において、前記ヒューズ端子12の表面であって少なくとも相手方の端子と最初に接触する部位の表面が、亜鉛の沸点よりも高い沸点をもつ金属を80質量%以上含有するアーク抑止材料によって構成されている。このヒューズ素子10は、端子間電圧36V,端子間電流30A以下の用途に使用する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外部回路に接続される一対のヒューズ端子と、これらヒューズ端子同士の間に設けられ、過剰電流発生時に溶断する溶断部とを有する自動車用ヒューズ素子において、 前記溶断部は亜鉛を50質量%以上含むヒューズ用材料によって形成されたものであり、 前記ヒューズ端子の表面であって少なくとも相手方の端子と最初に接触する部位の表面が、亜鉛の沸点よりも高い沸点をもつ金属を80質量%以上含有するアーク抑止材料によって構成されており、 ヒューズ端子と相手方端子とが離間した直後の端子間電圧が36Vであり、ヒューズ端子と相手方端子とが接触しているときの電流が30A以下となる用途に使用することを特徴とするアーク抑止機能をもつ自動車用ヒューズ素子。
IPC (1件):
H01H85/147
FI (1件):
H01H85/14 B
Fターム (10件):
5G502AA01 ,  5G502BA02 ,  5G502BC03 ,  5G502BC06 ,  5G502BC08 ,  5G502BD08 ,  5G502CC03 ,  5G502CC28 ,  5G502CC47 ,  5G502FF10

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