特許
J-GLOBAL ID:200903076280734170

回転操作型可変抵抗器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-383536
公開番号(公開出願番号):特開2005-150275
出願日: 2003年11月13日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】車載用エアコンの温度調節等に使用される操作角度範囲が360度より小さい回転操作型可変抵抗器に関し、位置精度が高く、安価なものを実現することを目的とする。【解決手段】抵抗体基板11上の略円環状の抵抗素子部18を、円弧状の抵抗被膜15とその両端部に各々繋がった第1導電部16、第2導電部17により構成すると共に、その内周側に円環の第1集電体19、外周側に略円環状の第2集電体20を形成し、操作体12の右回転操作に応じて、操作体12のフランジ部12B下面に固着された第1および第2摺動子13および14が、まず上記抵抗被膜15と第1集電体19上を第1摺動子13が摺動し、続いて上記抵抗被膜15と第2集電体20上を第2摺動子14が摺動する構成とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転可能に保持された操作体の回転操作可能な角度範囲が360度より小さい角度範囲に規制された回転操作型可変抵抗器であって、その抵抗素子基板は、絶縁基板と、その上面に略円環状に構成された抵抗素子部、その抵抗素子部に同心円状に併設された第1集電体および第2集電体とを有し、上記抵抗素子部は、その円環の一部をなす所定角度の円弧状の抵抗被膜と、その両端部にそれぞれ連結されている第1導電部、第2導電部から構成され、一方、上記操作体には、上記抵抗素子部上と上記第1集電体上を摺動する第1摺動子、並びに上記抵抗素子部上と上記第2集電体上を摺動する第2摺動子を、上記二つの摺動子の配置角度関係が、上記円弧状の抵抗被膜のなす角度とほぼ同じ角度配置で、かつ上記操作体の回転操作可能な角度範囲の始端側に回し切っている状態において、上記第1摺動子が上記抵抗被膜の上記第1導電部側の一端もしくは上記第1導電部上に位置し、上記操作体を回転操作すると、上記第1摺動子が上記抵抗被膜および上記第1集電体上を摺動していき、さらに同一方向で回転操作した際に、上記抵抗被膜上を摺動している上記第1摺動子が上記第2導電部上に移ると共に、上記第2摺動子が、上記第1導電部上から上記抵抗被膜上に移って摺動するように配してある回転操作型可変抵抗器。
IPC (1件):
H01C10/34
FI (1件):
H01C10/34 Z
Fターム (5件):
5E030AA18 ,  5E030CA06 ,  5E030CB01 ,  5E030CC02 ,  5E030CC06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平5-38807号公報

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