特許
J-GLOBAL ID:200903076281195877

注射器用の投薬量増量機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新部 興治 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-514925
公開番号(公開出願番号):特表平8-510392
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】多様な投薬量の繰り返される注射を行うために、注射器に使用される機構が、注射器ピストン操作ロッド(12)が滑動可能に取り付けられている中空体(10)を有する。プランジャ(11)がロッド(12)の一部を囲み、中空体(10)に滑動可能に取り付けられており、開放可能なねじ付き接続部(15,30)がプランジャと中空体との間に形成されている。自動一方向球クラッチ(20)が、プランジャ(11)とロッド(12)とを相互接続しており、ほかの一方向球クラッチ(32,36)が中空体(10)とロッド(12)とを相互接続している。投薬量は、所要の投薬量が窓(42)を通して表示されるまで、プランジャをクラッチ(32,36)から離脱して通り抜けるように、プランジャ(11)を回転することにより投薬され、ロッド(12)はクラッチ(32,36)により静止して保持される。次に、プランジャを前方に駆動すると、クラッチ(20)はプランジャをロッド(12)へ接続し、従って、ロッド(12)も、中空体(10)からさらに突出するように駆動される。移動は、中空体内に保持されたカップ状部材(32)を打つプランジャの前端により限定される。
請求項(抜粋):
伸長要素が取り付けられている外側中空体に対し、前記伸長要素を一方向に前進せしめる増量機構において:前記機構が、前記要素と前記中空体のほかに、中空体に滑動可能に取り付けられた駆動部材と;駆動部材の滑り移動を一方向に限定する端末ストッパーと、駆動部材の移動を前記要素の所要増量移動に従ってそのほかの方向に選択的に制御する制御手段と;駆動部材と要素との間に配置され、駆動部材が前記のそのほかの方向へ移動される時、駆動部材と要素との間の相対滑り移動を可能にするように構成され、前記部材が前記一方向へ移動される時、同時に移動させるために前記部材を前記要素へ接続させる自動一方向クラッチ手段と;前記のそのほかの方向への前記要素の移動に抵抗する手段と;を含んでいることを特徴とする増量機構。

前のページに戻る