特許
J-GLOBAL ID:200903076287115417
回転電気機械の導体または導体束のための価値の高い絶縁体を溶射により製造する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
矢野 敏雄
, 山崎 利臣
, 久野 琢也
, アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-548504
公開番号(公開出願番号):特表2004-503995
出願日: 2000年12月21日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
本発明には、導体または導体束のための価値の高い絶縁体を製造する方法が開示されている。この方法の場合には、内部グロー保護体、絶縁体および外部グロー保護体の全ては、連続的工程で溶射により導体または導体束上で塗布される。噴射工程1回当たりの塗布量の厚さは、0.2mmまでであり、それによって層の欠陥の自由度、ひいては部分放電の回避は、保証される。その上、熱負荷可能性は、無機物質からの充填剤を有する高温プラスチックを被覆粉末として使用することによって明らかに改善されている。
請求項(抜粋):
導体または導体束のための価値の高い絶縁体を製造するに当たり、次の工程:
(S1)被覆すべき導体または導体束を回転装置および保持装置上に取付け、
(S2)導体または導体束を予め定められた基板温度に加熱し、
(S3)導体または導体束を1つの平面側で溶射機に対して垂直方向に向け、
(S4)液状または可塑性の内部グロー保護体を加熱された基板上に噴射し、この場合塗膜層厚は、約0.05〜0.2mmであり、
(S5)導体または導体束を回転させ、したがって導体または導体束のもう1つの平面側を溶射機に対して垂直方向に向け、引続き工程S3およびS4を繰返し、ならびに導体または導体束の全面が被覆されるまで、この工程S5を繰返し、
(S6)被覆用粉末を充填された絶縁性粉末に交換し、
(S7)導体または導体束を充填された絶縁性粉末を用いて少なくとも1回のプロセスで工程S3〜S5に相応して導体または導体束の全面で被覆し、
(S8)工程S6およびS7を外部グロー保護体のための被覆用粉末、例えば充填された導電性粉末を用いて実施し、かつ
(S9)被覆された導体または導体束を冷却させ、回転装置および保持装置から取外す工程を有する、導体または導体束のための価値の高い絶縁体を製造する方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (19件):
5H604AA01
, 5H604AA08
, 5H604BB01
, 5H604CC01
, 5H604DA14
, 5H604DB02
, 5H604DB19
, 5H604PB01
, 5H604PB02
, 5H604PD01
, 5H615AA01
, 5H615BB01
, 5H615PP01
, 5H615PP12
, 5H615QQ03
, 5H615RR05
, 5H615SS24
, 5H615SS34
, 5H615TT31
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