特許

J-GLOBAL ID：200903076295127904

全芳香族ポリエステルおよびその組成物

発明者： 室内 聡士 ,  鈴木 義雄 ,  小林 俊孝
出願人/特許権者： 日本石油化学株式会社
代理人 (1件)： 前島 肇
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-199019
公開番号（公開出願番号）：特開平8-041187
出願日： 1994年08月01日
公開日（公表日）： 1996年02月13日
要約：

【要約】【目的】 成形加工性および耐オーブンブリスター性に優れた全芳香族ポリエステルおよびその組成物を提供する。【構成】 特定の構造を有する3種の繰返構成単位からなる光学的溶融異方性を有する全芳香族ポリエステルであって、DSCにより測定した融点(Tm、°C)とキャピラリレオメーターにより測定した固化開始温度(Tη、°C)との差(Tm-Tη)が10〜50°Cの範囲にあることを特徴とする全芳香族ポリエステル、および上記全芳香族ポリエステルと無機充填剤とからなる組成物。

請求項（抜粋）：

下記化1の(1)式から(3)式【化1】で表される繰返構成単位からなる、光学的溶融異方性を有する全芳香族ポリエステルであって、DSCにより測定した融点(Tm、°C)とキャピラリーレオメーターにより測定した固化開始温度(Tη、°C)との差(Tm-Tη)が10〜50°Cの範囲にあることを特徴とする全芳香族ポリエステル、ただし、上記のp、qおよびrは、全芳香族ポリエステル中の各構成単位の含有割合(モル%)を示し、10≦p≦90の関係を満足し、かつqとrは実質的に等しい。上式中のArは化2の(1)式または(2)式に示す構造を有し、【化2】XおよびYは炭化水素基、-O-、-S-、-SO-、-SO2-、-CO-または-C(CH3)2-であり、s、t、uおよびvは0または1の整数である。また、各式中のベンゼン環の置換基は互いにパラまたはメタの位置にある。

IPC (3件)：

C08G 63/60 NPS ,  C08K 3/00 ,  C08L 67/02 KJQ