特許
J-GLOBAL ID:200903076302253368

断面形状測定方法及び測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-039494
公開番号(公開出願番号):特開平7-324915
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 丸みのある複数の角部と凹凸のある複数の辺とから成る断面を有する平角鋼材等の断面形状を光切断法により測定する方法及び装置を提供する。【構成】 本発明は、スリット光が被測定物の全表面を投光するように複数台の受光素子とスリット光投光器から成る撮像ユニットを設け、該受光素子で撮像した光切断線を座標変換して被測定物の輪郭座標値を求め、被測定物の角部を構成する互いに隣接した輪郭座標値について一方の輪郭線端部近傍の輪郭座標値の近似曲線を被測定物の内側に移動した曲線と他方の輪郭線端部近傍の輪郭座標値の近似曲線との交点を平坦部端とする断面形状より所望の寸法値を算出する断面形状測定方法及び測定装置である。
請求項(抜粋):
多角形形状の断面を有する被測定物に対し、その全表面にスリット光を照射し、該表面に形成された光切断線を撮像し、得られた光切断線を座標変換して断面形状を算出する断面形状測定方法において、断面形状に含まれる角部に隣接する両側の輪郭について、各々の輪郭線の角部近傍を、該近傍の光切断線上の座標値を用いて回帰演算して端部輪郭線とし、一方の端部輪郭線のみ断面形状の内側に設定した所定量平行移動させて、該2つの端部輪郭線から交点を計算し、該交点を、平行移動しない方の輪郭の平坦部端として断面形状に含まれる角部の数だけ該平坦部端を求め、該平坦部端を基準に断面形状の寸法値を算出することを特徴とする断面形状測定方法。

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