特許
J-GLOBAL ID:200903076302812855

気象状況を推定することができる距離計測装置および距離計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-267313
公開番号(公開出願番号):特開平8-129067
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 コンパクトでかつ製造コストの低い、気象状況を推定することができる距離計測装置および距離計測方法を提供することを目的とする。【構成】 採取信号発生手段38は、目的距離採取信号または気象距離採取信号を、定期的に切換えて選択的に出力する。目的距離採取手段40は、目的距離採取信号を受け、受信手段34に対し、測距時間の小さい範囲における受信感度を小さくする低減命令を与えるとともに、この状態において得られる検出距離を目的距離として取込む。気象距離採取手段42は、気象距離採取信号を受け、受信手段34に対し、測距時間の大小にかかわらず受信感度をほぼ一定とする非低減命令を与えるとともに、この状態において得られる検出距離を気象距離として取込む。気象推定手段46は、受信レベル、気象距離のいずれか若しくは双方、または、これらと目的距離とに基づいて気象状況を推定する。
請求項(抜粋):
大気中の気象要素を含む検出対象に対し測距信号を発信する発信手段、検出対象により反射された測距信号を受信する受信手段、測距信号の発信から受信までに要した測距時間に基づいて、距離計測装置から検出対象までの距離を算出し、これを検出距離とする検出距離算出手段、目的距離採取信号または気象距離採取信号のいずれか一方を、定期的にまたは不定期的に切換えて、選択的に出力する採取信号発生手段、目的距離採取信号を受け、発信手段および受信手段の少なくとも一方に対し、受信される測距信号に占める大気中の気象要素についての測距信号の比率を低減するよう指示する低減命令を与えるとともに、低減命令を与えた状態において得られる検出距離を目的距離として採取する目的距離採取手段、気象距離採取信号を受け、発信手段および受信手段の双方に対し、受信される測距信号に占める大気中の気象要素についての測距信号の比率を低減しないよう指示する非低減命令を与えるとともに、非低減命令を与えた状態において得られる検出距離を気象距離として採取する気象距離採取手段、目的距離に基づいて距離計測装置から大気中の気象要素を除く検出対象までの距離を推定する距離推定手段、受信した測距信号の強さである受信レベル、気象距離のいずれか若しくは双方、または、これらと目的距離とに基づいて気象状況を推定する気象推定手段、を備えたことを特徴とする気象状況を推定することができる距離計測装置。
IPC (3件):
G01S 13/93 ,  G01S 13/08 ,  G01S 17/93
FI (2件):
G01S 13/93 Z ,  G01S 17/88 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る