特許
J-GLOBAL ID:200903076303827430

カメラの回転機構を利用したキヤリブレーシヨン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-257606
公開番号(公開出願番号):特開平5-099622
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 この発明は専用の測定用物体を用いることなく、カメラのキャリブレーションを行なうことのできるようなカメラの回転機構を利用したキャリブレーション装置を提供することを主要な特徴とする。【構成】 カメラ系1で画像を撮像し、その撮像出力に応じて角検出部11が画像の角を検出し、その角が画像原点に撮像されるように回転部3によってカメラ系1を回転させる。角を画像原点に撮像しているときのカメラ系1の画像出力に応じて角を構成する3本の稜線を稜線検出部12で検出し、参照点検出部13によって位置座標値が既知の点を検出する。回転後回転角検出部14は3本の稜線の傾きからカメラの回転角を算出し、算出された回転後カメラ回転角と既知の点の座標値とに基づいて、回転後平行移動量算出部15によってカメラ平行移動量が算出される。回転後回転角平行移動量と最初の画像から角を原点に撮像するまでのカメラの回転量に応じて、回転前回転角平行移動量計算部16によってカメラの回転前回転角と平行移動量が算出される。
請求項(抜粋):
画像を撮像するカメラを含み、前記カメラを2軸まわりに回転させるとともに、その回転量を出力するカメラ系、前記カメラ系の画像出力に応じて、建物の角,稜線を検出するとともに、空間位置座標値が既知の点を抽出する画像処理手段、前記画像処理手段によって検出された画像を画像原点に移動するために前記カメラを回転させるための制御手段、前記カメラ系の画像出力に応じて、前記カメラが前記角を原点に撮像しているときにカメラ回転角とカメラ平行移動量とを算出する第1の算出手段、および前記第1の算出手段によって算出されたカメラ回転角およびカメラ平行移動量と、前記角を画像原点に撮像するまでのカメラ回転量とから回転前のカメラ回転角および平行移動量を算出する第2の算出手段を備えた、カメラの回転機構を利用したキャリブレーション装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-145516

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