特許
J-GLOBAL ID:200903076306140371

GPS受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252337
公開番号(公開出願番号):特開平9-096668
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【目的】 衛星の位置、疑似距離に各衛星固有の誤差、雑音が存在しても、その誤差の影響を最小とする。【構成】 推定受信位置と前回の衛星の位置との間の距離と前回の疑似距離との差を求める疑似距離バイアス計算手段17と、現在の衛星を現在あるいは前回の推定受信位置から仰いで見たときの仰角を計算する仰角計算手段18と、電離層や大気層等の電波伝搬遅延を計算する電波伝搬遅延計算手段19と、疑似距離バイアスと仰角と電波伝搬遅延と航法メッセージに載せられた衛星の精度情報から最小2乗法の重みを計算する重み計算手段16と、重み計算手段16で計算された重みと最小2乗法を組み合わせることにより、以前の推定受信位置より真のの受信位置に近い推定受信位置を求める推定受信位置計算手段15とを有する。
請求項(抜粋):
複数のGPS人工衛星が送信する信号電波を検波する検波手段と、検波したデータから航法メッセージを組み立てて、メッセージに含まれる時間情報から信号電波が現在の受信位置に到達するまでの伝搬時間とその時間を距離に換算した疑似距離を算出し、さらにメッセージに含まれる軌道情報とステータス情報から衛星の位置および衛星の精度情報を求める衛星データ解析手段と、前記疑似距離と推定受信位置から疑似距離残差を求める疑似距離残差算出手段と、n個(n>3)の各衛星の推定受信位置に対する方向余弦ベクトルからなる4*nの方向余弦行列Hnを求める方向余弦行列計算手段とを有するGPS受信装置であって、前回の推定受信位置と前回の衛星の位置との間の距離と前回の疑似距離との差を求める疑似距離バイアス計算手段と、現在の衛星を現在あるいは前回の推定受信位置から仰いで見たときの仰角を計算する仰角計算手段と、前記衛星データ解析手段で得られた航法メッセージおよび前記仰角から電離層や大気層等の電波伝搬遅延を計算する電波伝搬遅延計算手段と、前記疑似距離バイアスと仰角と電波伝搬遅延とデータ解析手段とから得られた衛星の精度情報を基に、最小2乗法の重みを計算する重み計算手段と、前記方向余弦行列Hnおよび疑似距離残差と重み計算手段で計算された重みとから、最小2乗法により、以前の推定受信位置より真の受信位置に近い推定受信位置を求める推定受信位置計算手段とを有することを特徴とするGPS受信装置。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00
FI (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00 D

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