特許
J-GLOBAL ID:200903076308732756

緊急放送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129152
公開番号(公開出願番号):特開平6-338864
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】中央防災センターから各サブ防災センターへの配線布設費用を大幅に低減するとともに、中央防災センターの増幅手段等の故障の際でも、各サブ防災センターから支障なく放送が行える緊急放送システムを提供する。【構成】中央防災センター1の放送系統通信回線指定手段101BによりA棟の放送系統を指定すると、この放送系統を特定するデータ信号と、リモート・マイクの音声信号とを信号送出手段103を介してCATV用同軸ケーブル30に送出し、サブ防災センター2の接続手段203ではデータ信号に基づいて該当する通信回線に接続し、音声信号を増幅手段202により増幅、送信する。サブ防災センター2の自己管理棟放送系統指定手段201AによりA棟の放送系統を指定すると、サブ防災センター2のリモート・マイクの音声信号を増幅手段202により増幅、送信する。
請求項(抜粋):
同一地域内に配置されている各棟内の放送系統毎にスピーカが配置され、日中のみ自己の管理棟内の放送系統を指定して個別放送管理を行うサブ防災センターと、日中に自己管理棟内の放送系統を指定して個別放送管理を行うとともに、夜間に上記各棟内の放送系統を指定して集中放送管理を行う中央防災センターとを備える緊急放送システムにおいて、上記中央防災センター、及びサブ防災センターから各棟の放送系統に通信回線がそれぞれ配設されるとともに、該中央防災センター、及びサブ防災センターに分岐接続されているCATV用同軸ケーブル幹線が配設され、上記中央防災センターは、該中央防災センターの自己管理棟の放送系統の通信回線を指定、接続する自己管理棟放送系統指定手段、及び自己管理棟以外の各棟の各放送系統の通信回線を指定するデータ信号を発生する放送系統通信回線指定手段と、上記データ信号、及び該中央防災センターに設けたリモート・マイクからの音声信号を上記CATV用同軸ケーブル幹線の空きチャンネル周波数帯域に割り当てて該CATV用同軸ケーブル幹線に送出する信号送出手段と、該リモート・マイクからの音声信号を該自己管理棟放送系統指定手段により指定された通信回線に増幅して送出する増幅手段とを備え、上記サブ防災センターは、該サブ防災センターの自己管理棟の放送系統の通信回線を指定、接続する自己管理棟放送系統指定手段と、上記CATV用同軸ケーブル幹線から受信したデータ信号に基づいて指定された通信回線に接続する通信回線接続手段と、該通信回線接続手段から送出される音声信号を増幅する一方、該自己管理棟放送系統指定手段により指定、接続された放送系統の通信回線にサブ防災センターに設けたリモート・マイクからの音声信号を増幅して送出する増幅手段とを備えることを特徴とする緊急放送システム。

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