特許

J-GLOBAL ID：200903076309793864

電気集塵エレメントの集塵極板

発明者： 茂木 完治
出願人/特許権者： ダイキン工業株式会社
代理人 (1件)： 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-041483
公開番号（公開出願番号）：特開平6-254437
出願日： 1993年03月02日
公開日（公表日）： 1994年09月13日
要約：

【要約】【構成】 絶縁性材料からなる基板b1の一方の面に、耐蝕性を有する導電性樹脂b2を積層する。さらに、上記基板b1は、他方の面と上記導電性樹脂b2とを連通する多数の連通孔b3を備えている。【効果】 導電性樹脂b2のない基板b1の他方の面に滞留しようとする電荷Eが、連通孔b3に沿う短い沿面距離で導電性樹脂b2に流れる。このため、電界消失の原因となる電荷Eの滞留を防止できるので、基板b1の一方の面に導電性樹脂b2を形成するだけで所望の集塵性能を得ることができる。また、基板b1に半導電性の樹脂を積層する必要もないので、その分、製品自身のコストや製造コストを低減することができる。加えて、耐蝕性を有する導電性樹脂b2を採用しているので、洗剤等による腐食を防止でき、洗浄耐久性も向上する。

請求項（抜粋）：

絶縁性材料からなる基板(b1)と、基板(b1)の一方の面に積層された耐蝕性を有する導電性樹脂(b2)とを備え、上記基板(b1)は、他方の面と上記導電性樹脂(b2)とを連通する多数の連通孔(b3)を備えていることを特徴とする電気集塵エレメントの集塵極板。

IPC (2件)：

B03C 3/64 ,  B03C 3/47