特許
J-GLOBAL ID:200903076310269060

配管継手群の同時着脱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 明夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343899
公開番号(公開出願番号):特開平7-174277
出願日: 1993年12月18日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 移動側の誤差にかかわらず複数の配管継手を衝撃無く同時に着脱できるとともに、熱膨張による装置の歪みを吸収でき、さらに、着脱動作のための各種の手段が固定側のユニットに集約されている大型の装置を提供すること。【構成】 移動側ユニット10が固定側ユニット50の直前に達して固定側のガイドロ-ラ57が移動側の吊下ガイド15上に移載されると、ロックシリンダ70のロックバ-先端部71a が移動側立板13a の凹部13b に進入され、回動機構73の作用で張出部13c に係止される。この状態でロックシリンダ70が逆向きに作動されてロックされる。次に、雄螺子部材75の回動により雌螺子部材77が推進されて固定側立板53が移動側立板13a から所定距離まで前進される。これにより、移動側立板13a の雌側配管継手群20に固定側立板53の雄側配管継手群60が接続される。
請求項(抜粋):
移動側ユニットの立板に支持された配管継手群と固定側ユニットの立板に支持された配管継手群を同時に着脱するための装置であって、前記移動側ユニットは、接続時の移動方向の先端部上面にガイド用の傾斜部を形成されて成り移動ベ-スと一体に水平に固定された長手状の吊下ガイドと、上記移動ベ-スから一体に鉛直に下垂された前記移動側立板を有し、さらに、該移動側立板には、前記固定側ユニットのロックバ-先端部を係止する係止部と該ロックバ-先端部に当接される当接部を備えた受部が設けられ、前記固定側ユニットは、前記吊下ガイドのテ-パを経て移載可能に設けられたガイドロ-ラと、該ガイドロ-ラの軸による吊り下げ支持可能に設けられた上可動ベ-スと、固定ベ-ス上に水平移動可能に載置された下可動ベ-スと、該下可動ベ-ス上に前後移動可能に支持されるとともに上記上可動ベ-スによる吊り下げ支持可能で且つ前後移動可能に設けられた前記固定側立板と、該固定側立板の後部に於いて上記下可動ベ-スから一体に鉛直に立設された第1後部立板と、該第1後部立板に対応して上記上可動ベ-スから一体に鉛直に下垂されて下端面を上記第1後部立板の上端面に当接される第2後部立板と、上記固定側立板に変位可能に支持されるとともに上記後部立板に一体に支持されたロックシリンダを有し、さらに、該ロックシリンダには、シリンダロッドと一体に前後進されるロックバ-と、該ロックバ-を回動させることで長片状の前記ロックバ-先端部を前記移動側ユニットの係止部に係止可能とする回動機構と、上記ロックバ-の前後進をロックするロック機構と、外周面に雄螺子を形成されて成り上記ロックバ-の外筒の外周面に回動自在に嵌められた雄螺子部材と、前記固定側立板に一体に固定されるとともに上記雄螺子部材に螺合された雌螺子部材が設けられ、前記移動側ユニットが前記固定側ユニットから所定距離の位置まで接近して前記ガイドロ-ラが前記吊下ガイド上に移載されると、前記ロックシリンダを作動して前記ロックバ-先端部を前記移動側立板の受部に進入させ、次に、前記回動機構を作動して上記ロックバ-先端部を上記受部の係止部で係止させ、次に、上記ロックシリンダを逆方向へ作動して前記ロック機構により固定側ユニットと移動側ユニットを所定位置でロックし、次に、前記雄螺子部材を回動して前記雌螺子部材を前記固定側立板と一体に上記移動側立板から所定距離の位置まで接近させ、これにより、上記移動側立板に支持されている配管継手群に上記固定側立板に支持されている配管継手群を接続する、配管継手群の同時着脱装置。
IPC (2件):
F16L 37/00 ,  F16L 39/00

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