特許
J-GLOBAL ID:200903076311629311

ポリオレフィン樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 良博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-138984
公開番号(公開出願番号):特開平6-329843
出願日: 1993年05月18日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】ポリオレフィン樹脂を難燃化する際にハロゲン系の難燃化剤としてデカブロモジフェニルエーテル(DBDP)が用いられているが、DBDPを用いた場合、耐候安定剤(紫外線吸収剤、酸化防止剤)との交互作用等から、本来あるべき耐候安定化性能を大幅に低下させ、又、発ガン性のダイオキシンやフラン等を発生させるおそれがある。【構成】DBDPに代えてトリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェート及び/又はトリス(2,3-ジブロモプロピル)イソシアヌレートからなる臭素含有化合物を用い、これと特定のベンゾエート化合物、中和剤及び酸化アンチモンとを組み合わせてなるポリオレフィン樹脂組成物。【効果】DBDPを用いた場合のような耐候安定化性能の低下という問題を防止し、優れた難燃性及び耐候性を合わせ持つポリオレフィン樹脂組成物となすことができる。
請求項(抜粋):
(A)ポリオレフィン樹脂、(B)トリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェート及び/又はトリス(2,3-ジブロモプロピル)イソシアヌレートからなる臭素含有化合物、(C)次の式1の一般式で示されるベンゾエート化合物、【式1】但し、式中のR1〜R4は、水素原子又は炭素数が1〜8のアルキル基であって、互いに同一であっても異なっていてもよい。又、式中のR5は、炭素数が1〜30のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基若しくはアルアルキル基を示す。(D)中和剤並びに(E)酸化アンチモンからなるポリオレフィン樹脂組成物。
IPC (5件):
C08L 23/02 KFM ,  C08K 3/22 KEC ,  C08K 5/13 KER ,  C08K 5/3477 KEB ,  C08K 5/521

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