特許
J-GLOBAL ID:200903076314964197

真空バリコン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261579
公開番号(公開出願番号):特開平10-106888
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】容量を変更する動作の耐用回数が多い真空バリコンを提供する。【解決手段】真空状態に保持された収納室40内に、その底面に固定された固定らせん電極30aと、該収納室40内で変位可能に保持された可動らせん電極30bを配置する。可動らせん電極30bには、焼結合金の組織中へ固体潤滑剤を分散させた自己潤滑性の部材から成る雌ねじユニット17を連接し、雌ねじユニット17に、回動自在に支持された精密駆動ねじ18を螺合させる。精密駆動ねじ18を回動すると雌ねじユニット17と連動して可動らせん電極30bが移動し真空バリコン10の容量が変化する。雌ねじユニット17部を、焼結合金の組織中へ固体潤滑剤を分散させた自己潤滑性の部材で構成したので、グリスを用いる必要がなくなり、摩耗金属粉の混入によりグリスが固化するといった現象が起こらず、真空バリコンの耐用回数を増大させることができる。
請求項(抜粋):
可変容量コンデンサを真空状態に保持された収納室に収めた真空バリコンにおいて、前記可変容量コンデンサを、前記収納室内に固定された第1の電極と該収納室内で変位可能な第2の電極とで構成し、前記第2の電極は、焼結合金の組織中へ固体潤滑剤を分散させた自己潤滑性の部材から成る雌ねじ部に連接し、前記雌ねじ部には回動自在に支持された雄ねじを螺合し、前記雄ねじを回動させることによって前記雌ねじ部に連接された前記第2の電極が前記収納室内で移動し前記可変容量コンデンサの容量が変化することを特徴とする真空バリコン。
IPC (2件):
H01G 5/14 ,  H01G 5/01
FI (2件):
H01G 5/14 ,  H01G 5/01 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭42-000312
  • 真空コンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-077738   出願人:株式会社明電舎
  • 特開昭62-207847
全件表示

前のページに戻る