特許
J-GLOBAL ID:200903076317377438

射出成形方法および射出成形金型の設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-155230
公開番号(公開出願番号):特開平7-009523
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】ひけを防止することができる射出成形方法および射出成形金型の設計方法を提供する。【構成】射出成形プロセスシミュレーション方法を用いて、成形品のひけが発生する位置、保圧過程中の樹脂流量、その流量が極めて小さくなった時の、ひけが発生する部分の樹脂の圧力、温度、比容積を予測し、これらの値と樹脂の圧力-比容積-温度線部からひけを防止できる適切な圧縮量と圧縮圧力を求め、金型の一部を摺動させることでこの適切な圧縮量と圧縮圧力をひけが発生する位置に与えるようにした。また、成形品のひけが発生する位置を予測すると共に、ひけの発生が極力防止できるひけ発生位置に到る金型の樹脂流路の肉厚および幅を設定するようにした。
請求項(抜粋):
充填解析、保圧流動解析、冷却解析を順次行って、射出成形プロセス中の成形材料の温度変化、圧力、比容積変化を計算し、この計算結果に基づいて成形品の各部が変形を開始する時点の樹脂の状態量を算出し、この樹脂の状態量に基づいて変形開始時から離型時までの熱歪みシミュレーションを行うことにより、金型内での成形品の寸法、温度変化挙動を算出し、その算出結果に基づいて離型時から成形品が温度、寸法的に安定するまでの熱歪みシミュレーションを行って、金型外での成形品の寸法、温度変化挙動を算出し、その算出結果に基づいて、最終成形品の反り、ひけ、肉厚変動等の形状変形量を算出する射出成形プロセスシミュレーション方法を用いて、成形品のひけが発生する位置、保圧過程中の樹脂流量、その流量が極めて小さくなった時の、ひけが発生する部分の樹脂の圧力、温度、比容積を予測し、これらの値と樹脂の圧力-比容積-温度線図からひけを防止できる適切な圧縮量と圧縮圧力を求め、この適切な圧縮量と圧縮圧力をひけが発生する位置に与えることを特徴とする射出成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/76 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/56
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-152120
  • 特開昭62-034282
  • 特開平3-224712
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