特許
J-GLOBAL ID:200903076327652399

分光方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224005
公開番号(公開出願番号):特開平9-113441
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 操作があまり複雑でなくより単純な装置によって実施可能な、水性サンプル中のエタノール濃度測定方法を提供する。【解決手段】 多量の水を含有するアルコール飲料テストサンプル中のエタノール濃度を分光学的に測定する方法であって、(1)(a)電磁波に対し水が相対的に不透明であり、エタノールが相対的に透明である固有波長で測定された、近赤外領域の電磁波の複数の透過量であって、異なる既知濃度のエタノールを含有する飲料の複数の校正サンプルの複数の透過量と、(b)複数の校正サンプル中の既知のエタノール濃度とを、関係付ける校正データを準備し、(2)校正データが決定時の固有波長で、テストサンプルの少なくとも1つの光透過量を測定し、(3)校正データで決定される関係により、テストサンプルの少なくとも1つの光透過量をテストサンプル中のエタノール濃度の指示値に変換する、手順を備えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
多量の水を含有するアルコール飲料のテストサンプル中のエタノール濃度を分光学的に測定する方法であって、(1)(a)水が電磁波に対し相対的に不透明であり、エタノールが電磁波に対し相対的に透明である固有波長で測定された、近赤外領域の該電磁波の複数の透過量であって、異なる既知濃度の該エタノールを含有する前記飲料の複数の校正サンプルの前記複数の透過量と、(b)前記複数の校正サンプル中の前記既知のエタノール濃度との、関係を決定する校正データを準備し、(2)前記校正データが決定された際の前記固有波長で、前記テストサンプルの少なくとも1つの光透過量を測定し、(3)前記校正データにより決定される前記関係によって、前記テストサンプルの前記少なくとも1つの光透過量を、該テストサンプル中の前記エタノール濃度の指示値に変換する、手順を備えることを特徴とする方法。

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