特許

J-GLOBAL ID：200903076327972954

移動音再生装置

発明者： 木下 郁一郎 ,  青木 茂明 ,  三好 正人
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 草野 卓
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-016448
公開番号（公開出願番号）：特開平6-233400
出願日： 1993年02月03日
公開日（公表日）： 1994年08月19日
要約：

【要約】【目的】 任意の方向に分布し移動する元音源に対応して、所望の位置、速度、移動方向及び知覚範囲で知覚できるような音像を自動的に再生する。【構成】 装置利用者が元音源に対応する再生音像の所望の位置、速度、移動方向及び移動範囲等の空間情報を入力部21を用いて入力する。制御・指示部22は計算部24を制御して、再生音像の移動範囲を網羅し、定位を損なわないスピーカ配置、個数を算出して、装置利用者に指示する。信号強度分配比計算部23は算出されたスピーカ配置、個数及び再生音像の位置に応じて、元音源に対応する音響入力信号Vinを各スピーカに分配する分配比を連続的に計算する。その分配比に応じて、信号分配部12は音響入力信号Vinを分配、補正して、各スピーカに供給する。

請求項（抜粋）：

任意の方向に分布かつ移動する元音源に対応する音響入力信号を、複数のスピーカを用いて再生して聴取するとき、聴取者が、再生音像の所望の位置、移動方向及び知覚範囲を知覚できるようにした移動音再生装置であって、装置利用者が、前記元音源に対応する再生音像の所望の位置、速度、移動方向及び移動範囲等の空間情報を入力する手段と、前記再生音像の移動範囲を網羅し、定位を損なわないスピーカ配置、個数を算出して、前記装置利用者に指示する手段と、前記の算出されたスピーカ配置、個数及び再生音像の位置に応じて、前記音響入力信号を前記各スピーカに分配する信号強度分配比を連続的に計算する手段と、その計算された信号強度分配比に応じて、前記音響入力信号を分配、補正して、各スピーカに与える信号分配手段と、を有することを特徴とする、移動音再生装置。

IPC (4件)：

H04S 7/00 ,  H04R 1/40 310 ,  H04R 3/12 ,  H04S 1/00