特許
J-GLOBAL ID:200903076337395327

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211470
公開番号(公開出願番号):特開平6-058014
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 アクチュエータの有効ストローク内で効果的な制振動作を行う。【構成】 構造物の振動方向に運動可能な付加マス41を往復動型のアクチュエータ42で駆動し、付加マス41が中心位置からアクチュエータ42のストロークエンドに向かうほど徐々に制振効果を小さくするフィードバックゲインを割り振ったレギュレータマップ43と、このレギュレータマップ43を同一の付加マス変位とその動作方向に対して付加マス変位の絶対値が大きくなるほど制振効果が小さくなるよう設定する一方で、状態量検出センサ47のひとつにより検出される付加マス41の速度がアクチュエータ42のストローク位置に応じた許容速度を超えたかどうかを判定する手段52と、この判定結果に応じて複数のレギュレータマップ51A、51Bのいずれかを選択する手段53とを備える。
請求項(抜粋):
構造物の振動方向に運動可能な付加マスと、この付加マスを運動させる往復動型のアクチュエータとを備え、付加マスの変位とその動作方向に応じて付加マスが中心位置より前記アクチュエータのストロークエンドへと動くほど徐々に制振効果を小さくするフィードバックゲインを割り振ったレギュレータマップと、付加マスの変位センサと付加マスの動作方向を判断する手段と、これらの信号に応じて前記レギュレータマップを参照し、そのときの付加マス変位とその動作方向に応じたフィードバックゲインを読み出す手段と、振動に関係する状態量を検出するセンサと、このセンサから得られた状態量から状態量ベクトルを作り、この状態量ベクトルと前記読み出されたフィードバックゲインとの内積にて前記アクチュエータに与える制御入力を決定する手段とを備える制振装置において、前記レギュレータマップを同一の付加マス変位とその動作方向に対して付加マス変位の絶対値が大きくなるほど制振効果が小さくなるように設定する一方で、前記状態量検出センサのひとつにより検出される付加マスの速度がアクチュエータのストローク位置に応じた許容速度を超えたかどうかを判定する手段と、この判定結果に応じて複数のレギュレータマップのいずれかを選択する手段とを備えたことを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-266139
  • 特開昭63-226466

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