特許
J-GLOBAL ID:200903076340579617
射出成形法によるR-Fe-B系焼結磁石の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-097190
公開番号(公開出願番号):特開平6-290922
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 R成分とバインダーとの反応や炭素および酸素の残留による磁気特性の劣化を防止し、射出成形性を向上させて複雑な形状、特に小型製品のR-Fe-B系焼結異方性磁石が得られる焼結異方性磁石の製造方法の提供。【構成】 従来の射出成形法で一般的に使用されている熱可塑性のバインダーの代わりに、バインダーとしてメチルセルロース及び/又は寒天、水及び少量の滑剤を使用し、あるいはさらにR-Fe-Bの合金粉末表面を樹脂被覆した合金粉末を使用し、水とRとの反応を抑制し、混連後の合金粉末の酸素量を安定化させることにより、射出成形時の成形性が向上して三次元的に複雑な形状の焼結磁石を得ることができ、さらに成形体を脱水後、水素流気中脱バインダー、脱水素処理することにより、脱バインダー時間が従来有機バインダーのそれに比べて短縮されると同時に脱炭効果があり、あるいはさらに合金粉末が樹脂被覆されているので、耐酸化性が向上しているために残留酸素量が著しく減少し、磁気特性の劣化を防止することができる。
請求項(抜粋):
R-Fe-B系合金粉末(RはYを含む希土類元素の少なくとも1種)に、バインダーとして所定温度によりゾル・ゲル反応を起こすメチルセルロースおよび/または寒天と水とを加えて混練した後、射出成形により成形体となし、該成形体を脱水処理した後、水素流気中で脱バインダー処理し、さらに脱水素処理後に焼結することを特徴とする射出成形法によるR-Fe-B系焼結磁石の製造方法。
IPC (7件):
H01F 1/08
, B22F 1/02
, B22F 3/02
, B29C 45/00
, C22C 38/00
, H01F 7/02
, H01F 41/02
引用特許:
前のページに戻る