特許
J-GLOBAL ID:200903076349420513

クランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-287832
公開番号(公開出願番号):特開2002-096231
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 強力なクランプ力が得られるクランプ装置を提供する。【解決手段】 クランプ時には、空圧シリンダ12の第2室22から圧縮空気を排出すると共に第1室21に圧縮空気を供給する。すると、その第1室21の圧力と圧縮バネ25の付勢力とによってピストン20が右方へ移動し、そのピストン20が複数の係合ボール34と第1受圧部材31とを介して出力ロッド26を左方へ強力に進出させる。このため、クランプアーム10が反時計回りの方向へ揺動して金型2を強力に押圧する。これに対して、アンクランプ時には、上記の第1室21から圧縮空気を排出すると共に第2室22に圧縮空気を供給する。すると、その第2室22の圧力によって、上記ピストン20が左方へ移動し、これと同時に、後退バネ47によって上記の出力ロッド26が右方へ後退し、戻しバネ19によって上記クランプアーム10が時計回りの方向へ揺動する。
請求項(抜粋):
シリンダ部分(13)に環状のピストン(20)を軸心方向へ移動可能で保密状に挿入し、上記シリンダ部分(13)の第1端壁(15)と上記ピストン(20)との間に第1室(21)を形成すると共に、同上シリンダ部分(13)の第2端壁(16)と同上ピストン(20)との間に第2室(22)を形成し、上記ピストン(20)に出力ロッド(26)を軸心方向へ移動可能で保密状に挿入すると共に、その出力ロッド(26)の第2端(26b)を前記の第2端壁(16)に軸心方向へ進退可能に支持し、上記の出力ロッド(26)を第2端方向へ後退させる後退手段(42)を設け、上記の第2室(22)内で上記のピストン(20)と上記の出力ロッド(26)との間の環状空間に第1受圧部材(31)と第2受圧部材(32)とを軸心方向に対面させ、これら第1と第2の受圧部材(31)(32)の間に環状の係合空間(33)を半径方向の内方へすぼまるように形成して、その係合空間(33)に周方向へ所定の間隔をあけて複数の係合部材(34)を挿入し、上記の第1受圧部材(31)を前記の出力ロッド(26)に連結すると共に、上記の第2受圧部材(32)を前記の第2端壁(16)に連結し、前記の第1室(21)に設けた駆動手段(50)によって上記ピストン(20)を第2端方向へ駆動することにより、そのピストン(20)に設けた押圧面(37)が上記の係合部材(34)と上記の第1受圧部材(31)とを順に介して上記の出力ロッド(26)を第1端方向へ進出させ、前記の第2室(22)に供給した圧力流体によって上記ピストン(20)を第1端方向へ復帰させると共に、前記の後退手段(42)によって上記の出力ロッド(26)を第2端方向へ後退させる、ことを特徴とするクランプ装置。
Fターム (3件):
3C016CA01 ,  3C016CB02 ,  3C016CC02

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