特許
J-GLOBAL ID:200903076354455155

気液分離器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-208062
公開番号(公開出願番号):特開平6-058653
出願日: 1992年08月04日
公開日(公表日): 1994年03月04日
要約:
【要約】【目的】 冷媒の気液分離を確実且つ安定的に行うとともに、ヒートポンプ冷凍サイクるに適用した場合には冷媒の多パス均一分配を可能ならしめる気液分離器を得る。【構成】 気液分離器3においては、第1の管路14から冷媒が導入される場合にはその流動圧を受けて逆止弁35の抵抗体34が移動し弁体42をして第3の管路18を閉塞せしめる一方、第1の管路14から冷媒が流出する場合にはその流動圧を受けて抵抗体34が移動し弁体42をして第3の管路18を開口させる。従って、この気液分離器3をヒートポンプ冷凍サイクロに適用し、第1の管路14を室内熱交換器4側に、第2の管路13を膨張弁5側に、さらに第3の管路18を室内熱交換器4をバイパスしてその下流側にそれぞれ接続すると、冷房運転時には室内熱交換器4に液冷媒のみが流れ、その多パス均一分配が実現される
請求項(抜粋):
所定容積をもつケーシング(31)内の上下方向の中間部に、冷房運転時に凝縮器として機能する室外熱交換器(6)の冷媒出口側に接続される第1の管路(14)の一端(14a)を上方または下方に向けて開口させる一方、該ケーシング(31)の下部に位置する液相部(32a)には、冷房運転時に蒸発器として機能する室内熱交換器(4)の冷媒入口側に接続される第2の管路(13)の一端(13a)を開口させるとともに、上記ケーシング(31)の上部に位置する気相部(32b)には、上記室内熱交換器(4)をバイパスしてその冷媒出口側に接続される第3の管路(18)の一端(18a)を開口させ、さらに上記気相部(32b)には、上下方向変位により上記第3の管路(18)の一端(18a)を開口あるいは閉塞し得るようにされた弁体(42)と、上記第1の管路(14)の一端(14a)に臨んで配置され該第1の管路(14)から冷媒がケーシング(31)内に流入する場合にはその流動圧を受けて上記弁体(42)を閉弁方向に付勢する一方、該ケーシング(31)内から第1の管路(14)を通して冷媒が流出する場合にはその流動圧を受けて上記弁体(42)を開弁方向に付勢する抵抗体(34)とを一体的に連結してなる逆止弁(35)を配置したことを特徴とする気液分離器。

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