特許
J-GLOBAL ID:200903076354972788

換気装置および該装置の作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205936
公開番号(公開出願番号):特開平10-071205
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 患者と接続される換気装置において、不必要な計算を行うことなくきわめて簡単な手法で、コネクションシステムによる静的および動的な影響に関する情報が得られるようにする。【解決手段】 ベンチレータとコネクションシステムが設けられている。呼吸ガスパターンのためのパラメータはベンチレータにセットされる。呼吸ガスパターンに対するコネクションシステムの影響ゆえに、呼吸ガスパターン較正のための較正係数を得るため、患者と接続される前にテストガスパルスが発せられる。コネクションシステム内の種々の個所でテストガスパルスの測定が行われる。テストガスパルスのパラメータと測定されたパラメータは、それぞれ異なるデータセット内に格納される。各データ間の同期をとり、設定パラメータデータセットから測定パラメータデータセットを減算することで、較正係数が得られる。
請求項(抜粋):
ベンチレータとコネクションシステムを有し、患者と接続したときに患者へおよび患者からガスを搬送する換気装置の作動方法において、テストガスパルスのための複数の動作パラメータを設定するステップと、設定した該動作パラメータを第1のデータセットとして記憶させるステップと、テストガスパルスを供給するステップと、結果として生じたガスパルス応答のパラメータを測定するステップと、測定されたパラメータを第2のデータセットとして記憶させるステップと、前記の第1のデータセットおよび第2のデータセットに基づき第3のデータセットを形成するステップとが設けられており、該第3のデータセットは、換気装置内における少なくとも1つの流路の静的および動的な影響および/または特性に関する情報を有することを特徴とする、換気装置の作動方法。

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