特許
J-GLOBAL ID:200903076355316760

粉末プレス成形方法およびこれにより製造したチップコイル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-071108
公開番号(公開出願番号):特開平5-275256
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【構成】チップコイルを構成するコア1を、セラミックやフェライトなどのプレス成形で一体的に形成し、その巻線部3を滑らかな表面を持った柱状体とする。【効果】フランジ部2と巻線部3との境界6の曲率半径が0.1mm以下のコア1を得ることができるため、巻線部3全体に導線4を巻回できる。しかも、巻線部3の長さBを0.1mm程度まで小さくすることができることから、コア1およびチップコイルを小型化できる。また、巻線部3が滑らかな曲面形状であり、かつその表面粗さが小さいため、導線4の断線を防止できる。さらに、コア1の各部分の寸法精度を高くできることから、コイルとしての特性のばらつきを小さくできる。また、製造工程が簡略化され、製造コストを低下することができる。
請求項(抜粋):
貫通孔を備えたダイスと、該貫通孔内に配置され、加圧面に凹部を備えた第1下パンチと、該第1下パンチに組み合わされた第2下パンチと、これら下パンチの上部に配置され、加圧面に凹部を備えた上パンチとからなるプレス成形装置を用い、まず第1下パンチの上面をダイス上面と同一平面とし、かつ第2下パンチは下方に配置しておいて、該第2下パンチの上部空間に原料粉末を充填し、次に上パンチを下降させて、上パンチの下面と上記第1下パンチの上面を合わせた状態とし、さらにこれら上パンチと第1下パンチを下降させることによって、上記原料粉末を上パンチの凹部と第1下パンチの凹部で形成される空間中に送り込み加圧成形する工程からなる粉末プレス成形方法。
IPC (4件):
H01F 41/02 ,  B28B 3/02 ,  H01F 15/10 ,  H01F 17/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-125404
  • 特開平3-023604
  • 特開平4-094900
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