特許
J-GLOBAL ID:200903076355842080

麦芽を用いた発泡酒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235519
公開番号(公開出願番号):特開平10-075764
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 麦芽の使用量が他の副原料使用量より少ないことを特徴とする発泡酒を製造する方法において、濾過工程における濾過渋滞の発生を回避又は軽減させる。【解決手段】 仕込槽及び仕込釜マイシェの糖化工程を両マイシェを混合することなく分離して行い、また、仕込釜マイシェの濾過工程は行わない。仕込釜マイシェの濾過工程を省略したために、糖化液中に含まれる不溶残渣物の量が従来に比較して実質的に減少し、濾過工程を円滑に進めることが可能となる。
請求項(抜粋):
麦芽及び該麦芽よりも多い量の副原料を使用し、副原料と温水とを仕込釜内で混合した後加熱し副原料マイシェを形成する工程と、麦芽と温水とを仕込槽内で混合し所定温度で所定時間経過させることにより蛋白質を分解させて麦芽マイシェを形成する工程と、前記仕込釜で形成した副原料マイシェ及び前記仕込槽で形成した麦芽マイシェを混合し所定温度で所定時間経過させて糖化する糖化工程と、糖化したマイシェを濾過して濾過麦汁を得る濾過工程と、濾過麦汁を加熱して煮沸させて熱麦汁を得る煮沸工程と、熱麦汁を冷却後に精製し発酵させる発酵工程と、からなる発泡酒の製造方法において、前記麦芽マイシェの糖化工程を前記仕込釜内で形成した副原料マイシェの糖化工程と分離して行い、前記糖化工程を終えた前記仕込釜内で形成した副原料マイシェを直接煮沸工程に供することを特徴とする発泡酒の製造方法。
IPC (2件):
C12C 7/16 ,  C12C 13/00
FI (2件):
C12C 7/16 ,  C12C 13/00

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