特許
J-GLOBAL ID:200903076357915483

新規な遷移金属化合物および該遷移金属化合物からなるオレフィン重合用触媒成分、該オレフィン重合用触媒成分を含むオレフィン重合用触媒ならびにオレフィンの重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-136254
公開番号(公開出願番号):特開平6-345809
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【構成】下記式で表される新規な遷移金属化合物。【化1】(Mは遷移金属原子、R1、R2は炭化水素基など、R3〜R6は炭化水素基などであり、少なくとも2個は互いに結合して単環の芳香族環を形成している。Xは、ハロゲン原子など、Yは2価ケイ素含有基などである。)前記遷移金属化合物からなるオレフィン重合用触媒成分。前記オレフィン重合用触媒成分を含むオレフィン重合用触媒。前記オレフィン重合用触媒を用いるオレフィンの重合方法。【効果】 高い重合活性を有するオレフィン重合用触媒成分を提供できる。高活性で、分子量分布および組成分布が狭く、分子量が高く、立体規則性に優れたポリオレフィンを製造することができる。
請求項(抜粋):
下記一般式[I]で表される新規な遷移金属化合物;【化1】(式中、Mは周期律表第IVa、Va、VIa族の遷移金属原子を示し、R1 およびR2 は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基、ケイ素含有基、酸素含有基、イオウ含有基、窒素含有基またはリン含有基を示し、R3 、R4 、R5 およびR6 は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基を示し、R3 とR4 、R4とR5 、R5 とR6 のうち少なくとも1組は、互いに結合して単環の芳香族環を形成し、この芳香族環はハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基で置換されていてもよい。X1 およびX2 は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基、酸素含有基またはイオウ含有基を示し、Yは、2価の炭素数1〜20の炭化水素基、2価の炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基、2価のケイ素含有基、2価のゲルマニウム含有基、2価のスズ含有基、-O-、-CO-、-S-、-SO-、-SO2 -、-NR7 -、-P(R7)-、-P(O)(R7)-、-BR7-または-AlR7-[ただし、R7 は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基]を示す。)
IPC (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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