特許
J-GLOBAL ID:200903076363850431

回転ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-248357
公開番号(公開出願番号):特開平7-103277
出願日: 1993年10月04日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】相対的に移動自在に連結される2つの部材間に組み込まれ、これら部材間の相対移動速度を制御する回転ダンパにおいて、簡単かつ安価な構成でダンパ作用を実現でき、また、上記相対移動速度を一定に制御できるようにする。【構成】円筒状のケーシング31にキャップ32が嵌合され、その内部には外部からの回転入力を受ける回転軸33がB1 、B2 方向に回動自在に支持され、その周面には、B1 、B2 方向への回転角に対応してピッチが変化するラセン状の溝34が形成されている。ケーシング31内には円板状の壁部材35が配置され、これは溝34と係合しつつ回転軸33のB1 、B2 方向への回転に連動してC1 、C2 方向に摺動する。ケーシング31内の空間には、粘性流体物質であるオイル37が充填されている。壁部材35には開口39が設けられ、その近傍にはこれよりも小サイズの開口40を有する弁41が開閉自在に設けられ、壁部材35の移動方向に応じて開口率を変化させてオイル37の通過抵抗を調整する。
請求項(抜粋):
相対的に移動自在に連結される第1、第2の部材間に配設され、一方の部材から回転入力を受けて両部材間の相対移動速度を制御する回転ダンパにおいて、前記回転入力を受けるべく設けられた回転軸と、該回転軸の少なくとも一端を突出させて該回転軸を回転自在に囲繞する筒状のケーシングと、該ケーシングの内面と前記回転軸とに係合し該回転軸の回転に連動して前記ケーシング内を移動する、開口を有する壁部材と、前記ケーシング内の空間に充填された粘性流体物質とを備え、前記開口を介した前記粘性流体物質の通過時の抵抗力に基づいてダンパ作用を生ずるべく構成されたことを特徴とする回転ダンパ。
IPC (2件):
F16F 9/14 ,  G03G 21/16

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