特許
J-GLOBAL ID:200903076364199777

トンネル掘削機のグリッパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-147234
公開番号(公開出願番号):特開平7-004182
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 ローリングやセグメントの破壊を防止できる上に坑内の安全を確保でき、また急曲掘進時に掘削速度を低下させない、制御の容易なトンネル掘削機のグリッパ装置を提供する。【構成】 グリッパをトネンル地盤に向かって伸縮するグリッパジャッキ28を、モード選択器51で選択した変位制御モード(グリッパの張り出し量を制御するモード)及び荷重制御モード(グリッパのトンネル地盤との接地圧を制御するモード)のうち何れか一方のモードで、電気油圧サーボ弁60を介して制御するとともに、荷重制御モードにおいてグリッパジャッキ28を伸長方向に作動させる場合には、電磁切換弁63を動作させ、この電磁切換弁63介してグリッパジャッキ28を縮小する側の圧油を油タンクに排出するように構成したものである。
請求項(抜粋):
掘削機本体の前胴及び後胴の外周部にトンネル地盤を掴むグリッパ装置を円周上の複数箇所に分散して配設し、個々のグリッパは油圧ジャッキであるグリッパジャッキにより径方向外向きに張り出すように構成し、このグリッパジャッキの制御を電気油圧サーボシステムで行なうように構成したトンネル掘削機のグリッパ装置において、グリッパの張り出し方向に位置フィードバックを持たせて張り出し量を制御する変位制御モードと、前記張り出し方向に圧力フィードバックを持たせてグリッパ装置とトンネル地盤との接地圧を制御する荷重制御モードとを有するとともに、グリッパジャッキの縮小時において圧油を油タンクに排出する管路に電磁切換弁を設け、荷重制御モードにおいてグリッパジャッキを縮小する際には前記電磁切換弁を介して圧油を油タンクに排出するよう制御することを特徴とするトンネル掘削機のグリッパ装置。

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