特許

J-GLOBAL ID：200903076372851246

均一組成ジルコニア固溶体単分散球状微粒子粉末、及び製造方 法

発明者： 加藤 悦朗
出願人/特許権者： 加藤 悦朗
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-298871
公開番号（公開出願番号）：特開平7-118016
出願日： 1993年10月22日
公開日（公表日）： 1995年05月09日
要約：

【要約】 (修正有)【目 的】 0.2〜0.8μmの超微粒子領域で、完全に孤立化し分散性に優れた均一組成ジルコニア固溶体単分散球状微粒子粉末を実現する。【構 成】 ジルコニウム化合物、塩酸及び水を主成分とし、化学組成比がZrO2の1モルに対しHClが0.8〜2.0モル及びH2Oが6〜10モルとなる、均一な混合物または溶液を、耐酸性の密閉水熱容器中で、100〜220°Cの温度で必要な最適時間水熱処理を行い、粒子径が0.2〜0.8μmのほぼ単分散球状に凝集した単斜結晶質球状ジルコニア超微粒子を合成し、これを水に対し安定化した後、添加成分元素の可溶性塩の1種以上並びに尿素の適当量を含有する溶液中に分散させた混合懸濁溶液とし、尿素の熱分解による均一沈澱法により、球状ジルコニア凝集微粒子のそれぞれの表面に、添加成分元素の水酸化物もしくは塩基性炭酸塩を析出被着させ、これを700°C以上の温度で仮焼する。

請求項（抜粋）：

粒子径が0.2〜0.8μmの範囲で、ほぼ球状単分散のサブミクロン超微粒子からなり、しかも個々の球状超微粒子がそれぞれ、Sc、Y、Yb、などの希土類元素の1種以上をほぼ同量含有していることを特徴とする均一組成ジルコニア固溶体単分散球状微粒子粉末。

IPC (2件)：

C01G 25/00 ,  C04B 35/48