特許
J-GLOBAL ID:200903076375054665

スピーカ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-111106
公開番号(公開出願番号):特開2000-308183
出願日: 1999年04月19日
公開日(公表日): 2000年11月02日
要約:
【要約】【課題】 マグネットの利用効率を改善してギャップ部に大きい磁力を付与でき、また、ギャップ部の口径や振動板の振幅を自在に設定できるようにする。【解決手段】 同心状に2つのギャップ部162、164を形成するための2つのセンタポール部152、154を設ける。各センタポール部152、154から外径方向に平行な複数のプレート210、220、230、240を設ける。各プレート210〜240に駆動マグネット310、320、330を設け、各ギャップ部162、164に磁界を付与する。各プレート210〜240にキャンセルマグネット340、350、360を設け、磁気回路を包囲するシールドカバー250を設ける。振動板110及びキャップ体120に設けた同心状のボイスコイルボビン172、174を各ギャップ部162、164に挿入配置し、各ボビン172、174に設けたボイスコイル182、184を駆動する。
請求項(抜粋):
中央部にボイスコイルボビンを設けるとともに、キャップ体を設けたコーン型振動板をフレームに装着し、前記コーン型振動板の背面側に前記ボイスコイルボビンと同軸状に配置されるセンタポール部を有するヨークを配設するともに、前記センタポール部の外周にプレート及びマグネットを配設して磁気回路を構成し、前記センタポール部と前記プレートとの間に形成されたギャップ部内に前記ボイスコイルボビンに設けたボイスコイルを配置したスピーカ装置において、前記センタポール部は、内側に配置される第1センタポール部と、前記第1センタポール部の外周部に所定の間隔を有して同心状に設けられる円筒状の第2センタポール部とを有し、前記磁気回路は、前記第2センタポール部の前端側に設けられて前記第1センタポール部の外周部に近接する位置に延在し、前記第1センタポール部の外周部との間に第1ギャップ部を形成する第1プレートと、前記センタポール部の外径方向に沿って配置されるとともに、前記第2センタポール部の前端側外周部に近接配置され、前記第2センタポール部の外周部との間に第2ギャップ部を形成する第2プレートと、前記第2センタポール部の後端側に設けられ、前記第2センタポール部の外径方向に延在した第3プレートと、前記第1センタポール部の後端側に設けられ、前記第1センタポール部の外径方向に延在した第4プレートと、前記第2プレートに結合され、磁気回路全体を包囲するシールドカバーと、前記第2プレートと第3プレートの間に設けられ、各プレートの板厚方向に着磁された第1駆動マグネットと、前記第3プレートと第4プレートの間に設けられ、各プレートの板厚方向に着磁された第2駆動マグネットと、前記第4プレートとシールドカバーとの間に設けられ、各プレートの板厚方向に着磁された第3駆動マグネットとを有し、前記キャップ体は、前記第1センタポール部に対応する中央の第1キャップ体と、前記第2センタポール部に対応する外側の第2キャップ体とを有し、前記ボイスコイルボビンは、前記第1キャップ体に連結されて前記第1ギャップ部に挿入される第1ボビンと、前記振動板の内周部に連結されて前記第2ギャップ部に挿入される第2ボビンとを有し、前記ボイスコイルは、前記第1ボビンに設けられた第1コイルと、前記第2ボビンに設けられた第2コイルとを有している、ことを特徴とするスピーカ装置。
Fターム (8件):
5D012BA06 ,  5D012BB03 ,  5D012BB04 ,  5D012BB05 ,  5D012BB09 ,  5D012CA01 ,  5D012CA08 ,  5D012FA08

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