特許
J-GLOBAL ID:200903076376659196

符号化装置および動き判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-261898
公開番号(公開出願番号):特開平8-102950
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【目的】 画像パターンのブロックを適当な直交変換の方式に振り分けることができる符号化装置を提供する。【構成】 符号化装置は画像用メモリ101、DCT回路102、動き判定回路105などを備える。動き判定回路105はメモリ101から入力されたブロック単位のディジタル画像信号に対し、各列のフィールド間差分和の絶対値|Srow|を算出し、算出された絶対値|Srow|の総和Sblを求めて閾値md_thとの大小を判定し、真であれば1を、偽であれば0をAND回路207に出力する。一方で、各列の絶対値|Srow|の最大値Srmaxを検出し、最大値Srmaxと閾値md_maxとの大小を判定し、真であれば1を、偽であれば0をAND回路207に出力する。AND回路207は、2つの判定結果の論理積をとり、動き判定信号としてDCT回路102に出力する。DCT回路102は、入力された動き判定信号によってDCTモード(フレーム、フィールド)を選択し、ディジタル動画像信号のDCT処理を行なう。
請求項(抜粋):
画像信号を画素のブロックに分割し、該分割されたブロック毎に直交変換を行なってから符号化を行なう際に、前記ブロック毎にフレーム単位とフィールド単位とを含む少なくとも2種類の方式の直交変換を行なう直交変換手段と、前記ブロック毎に画像の動き量を検出する動き量検出手段と、該検出された動き量にしたがって、前記直交変換の方式を切り換える切換手段とを備えた符号化装置において、前記動き量検出手段は、前記ブロック単位にフレーム内の隣接2画素、フィールド内の隣接2画素などの組み合わせで差分値を演算する差分値演算手段と、該差分値の絶対値を演算する絶対値化手段と、該差分値の絶対値の和を演算する和演算手段と、前記差分値の絶対値の最大値を算出する最大値算出手段と、を備え、前記切換手段は、前記差分値の絶対値の和および最大値に応じて前記直交変換の方式を選択する選択手段を備えたことを特徴とする符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/30 ,  H04N 1/41

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