特許
J-GLOBAL ID:200903076380232113
廃棄されたシリコーン/ポリカーボネート製部品の再生方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-221203
公開番号(公開出願番号):特開平7-179652
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 熱可塑性アクリル系下塗り剤及び不良のシリコーンハードコートを備えた、自動車用前照灯レンズ等のポリカーボネート製品の不良品を、基材及び下塗り剤に影響を及ぼさずに回収再生する方法を提供する。【構成】 シリコーン被覆ポリカーボネート複合材を水性アルカリ浴に浸漬して、不良のシリコーンハードコートを選択的に除去する。浴温度を約40°C〜約 100°C、浴pHを12〜14とし、浸漬時間を少なくとも10分〜15分間とする。処理済複合材は洗浄及び乾燥されて、熱可塑性アクリル系下塗り剤を付着させて実質的に無傷のまま回収され得る。これをシリコーンハードコート混合物で再被覆すると、再生処理の施されない正常な製品と実質的に同等の諸特性を具えた再生シリコーン-ポリカーボネート複合材を形成することができる。
請求項(抜粋):
シリコーンハードコート層と、熱可塑性アクリル系下塗り剤中間層と、ポリカーボネート基材と、を備えて成るシリコーン-ポリカーボネート複合材から、不良のシリコーンハードコート層を選択的に除去する方法であって、(1) 約40°C〜約 100°Cの温度に於て、シリコーン-ポリカーボネート複合材からシリコーンハードコート層を選択的に除去する為に充分な時間、シリコーン-ポリカーボネート複合材と、pHが少なくとも12で且つ約14までの範囲の水性アルカリ浴とを、浴を攪拌しながら接触させる段階と、(2) 段階(1) で得たポリカーボネート複合材を洗浄し、然る後に乾燥する段階と、(3) 段階(2) のポリカーボネート複合材をシリコーンハードコート混合物で処理して、シリコーン-ポリカーボネート複合材を形成する段階と、を含んで成る方法。
IPC (6件):
C08J 11/16 CEZ
, B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00
, B29B 17/00 ZAB
, C08J 11/24 CEZ
, C08L 69:00
FI (2件):
B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00 304 P
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