特許
J-GLOBAL ID:200903076380877190

湿式排煙脱硫装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240275
公開番号(公開出願番号):特開平6-086912
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 スラリ中に吹き込まれる空気のすべてを確実に微細化することにより、酸化タンク内での空気中の酸素の利用率を向上させて空気吹き込み量を低減し、安価な運転コストで高い脱硫性能を得ること。【構成】 酸化タンク側壁15の撹拌機取り付けノズル11に設けられた撹拌機によって回転軸13およびプロペラ12を回転させると、周囲の吸収液スラリを回転軸側に取り込みながらプロペラ12から酸化タンク中央部に向かってスラリを吐出する流れを形成する。したがって、ノズル11に設けられた空気吹き込み配管8から酸化用空気を吹き込むと、そのほとんどは気泡として回転軸13沿いに流れ、プロペラ12によって微細化される。微細化される前の巨大気泡はガイドベーン14に沿って強制的にプロペラ12側に送り込み、回転するプロペラ12によってその巨大気泡は微細化される。
請求項(抜粋):
ボイラなどの燃焼装置から排出される排ガスと吸収液とを接触させることにより排ガス中の硫黄酸化物を処理する脱硫塔の下部に位置する酸化タンクを備えた湿式排煙脱硫装置において、酸化タンクの側壁に、該酸化タンクの外部に突き出したノズルを設け、吸収液中に酸化空気を吹き込むための配管を該ノズルに接続し、酸化タンク内部に回転軸が露出するように突き出したプロペラ式撹拌機を該ノズル内に設け、さらに酸化タンク内部に突き出した該回転軸の上部を覆うように、該ノズル部の酸化タンク内壁側にガイドベーンを設置したことを特徴とする湿式排煙脱硫装置。
IPC (3件):
B01D 53/34 125 ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-111420
  • 吸収塔
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-106665   出願人:石川島播磨重工業株式会社
  • 特開平2-111420

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