特許
J-GLOBAL ID:200903076386423689

FM-CWレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-167887
公開番号(公開出願番号):特開2000-356675
出願日: 1999年06月15日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 FM-CWレーダの目標検出効率の向上と複数目標検出の際の曖昧性の除去。【解決手段】 送信信号発生器3の周波数変調を上向き又は下向きの一方向とし、コヒーレント発振器7を設けてこれと送信信号との混合信号を局部信号として受信波を中間周期信号に周波数変換して、位相検波器11でコヒーレント発振信号により複素位相検波をし、複素フーリエ変換器13でフーリエ変換して目標距離に対応する周波数fbを検出し、更にその出力を複素フーリエ変換器15でフーリエ変換して、振幅演算器16で各周波数スペクトルの振幅を演算し、周波数検出器17によって周波数スペクトラム中の基本周波数をドップラー周波数として検出する。
請求項(抜粋):
下記の各構成を具備することを特徴とするFM-CWレーダ装置。(イ)時間Tの間に周波数が、定められた周波数f1から他の定められた周波数f2へ、時間経過に対して直線的に変化し、周波数f2に達したならば再び同様に周波数f1から周波数f2への直線変化を繰返す周波数変調送信信号を発生する送信信号発生器(ロ)送信信号発生器からの周波数変調送信信号を空間へ放射する送信アンテナ(ハ)目標からの反射波を受信する受信アンテナ(ニ)周波数変換および位相検波の基準信号を発生するコヒーレント発振器(ホ)送信信号発生器からの周波数変調送信信号と、コヒーレント発振器からの基準信号とを受けて、周波数変調送信信号の周波数から基準信号の周波数だけ高いか又は低い周波数の信号に周波数変換して出力する第1のミキサ(ヘ)第1のミキサの出力信号の高い周波数又は低い周波数のいずれか一方を通過させる帯域通過フィルタ(ト)受信アンテナからの受信信号と、帯域通過フィルタからの出力信号を受けて、受信信号の周波数と帯域通過フィルタからの信号の周波数との差の周波数の信号に周波数変換して出力する第2のミキサ(チ)第2のミキサの周波数変換出力信号を、コヒーレント発振器からの基準信号によって、同相位相検波(実部位相検波)と直交位相検波(虚部位相検波)を行う位相検波器(リ)位相検波器からの実部位相検波出力と虚部位相検波出力のそれぞれをディジタル信号に変換して出力するA/D変換器(ヌ)A/D変換器からの実部位相検波出力と虚部位相検波出力のそれぞれについて、その出力に含まれるビート周波数とその振幅を送信周波数変調の繰返し毎に検出する第1の複素フーリエ変換器(ル)第1の複素フーリエ変換器の出力を蓄積するバッファメモリ(オ)バッファメモリに蓄積された実部位相検波出力のビート周波数とその振幅データのうち同じビート周波数の振幅時間列についてフーリエ変換するとともに、虚部位相検波出力のビート周波数とその振幅データのうち同じビート周波数の振幅時間列についてフーリエ変換する第2の複素フーリエ変換器(ワ)第2の複素フーリエ変換器で得られた実部周波数信号の振幅の2乗と、対応する虚部周波数信号の振幅の2乗との和の平方根を算出する振幅演算器(カ)振幅演算器で得られた各周波数の振幅で構成される周波数スペクトラムから基本周波数を検出する周波数検出器
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/50
FI (3件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/50 A ,  G01S 13/50 B
Fターム (14件):
5J070AB19 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AD02 ,  5J070AH25 ,  5J070AH31 ,  5J070AH33 ,  5J070AH34 ,  5J070AH35 ,  5J070AH40 ,  5J070AH50 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK15 ,  5J070BA01

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