特許
J-GLOBAL ID:200903076404964978

回転流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-289391
公開番号(公開出願番号):特開2003-097205
出願日: 2001年09月21日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 ベーンおよびベーン溝間に供給された静圧軸受け用の液相作動媒体の持つ熱エネルギーを有効に利用して回転流体機械の性能を向上させる。【解決手段】 回転流体機械は、ロータチャンバ14と、ロータチャンバ14に収納されたロータ41と、ロータ41に形成したベーン溝に案内されるベーン48と、ロータ41に設けたシリンダ44に摺動自在に嵌合するピストン47とを備える。ベーン48をベーン溝に浮動状態で支持する静圧軸受けの高温の水を、ベーン48の表面に凹設した複数のポケット48fに保持し、ロータ41の回転に伴うベーン48の半径方向外側への移動により、ポケット48fに保持した高温の水を膨張行程にあるロータチャンバ14に供給する。ロータチャンバ14に供給された高温の水は気化して蒸気になり、その圧力エネルギーで回転流体機械の性能を向上させる。
請求項(抜粋):
ケーシング(11)に形成したロータチャンバ(14)と、ロータチャンバ(14)内に回転自在に収容したロータ(41)と、ロータ(41)に放射状に形成した複数のベーン溝(49)と、各々のベーン溝(49)に摺動自在に支持した複数のベーン(48)とを備え、ベーン溝(49)およびベーン(48)の摺動面に液相作動媒体を供給して構成した静圧軸受けでベーン(48)を浮動状態で支持し、ロータ(41)、ケーシング(11)およびベーン(48)により区画されたベーン室(75)に供給される気相作動媒体の圧力エネルギーとロータ(41)の回転エネルギーとを相互に変換する回転流体機械であって、静圧軸受け用の液相作動媒体をベーン室(75)に導入する液相作動媒体案内手段をベーン(48)の摺動面に設けるとともに、液相作動媒体案内手段によりベーン室(75)に導入される液相作動媒体の温度および圧力を、その液相作動媒体がベーン室(75)において気相作動媒体に気化し得るように設定したことを特徴とする回転流体機械。
IPC (5件):
F01C 1/344 ,  F01C 21/02 ,  F01K 7/00 ,  F01N 5/02 ,  F02G 5/02
FI (5件):
F01C 1/344 F ,  F01C 21/02 ,  F01K 7/00 ,  F01N 5/02 A ,  F02G 5/02 C

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