特許
J-GLOBAL ID:200903076408388793

車載レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241783
公開番号(公開出願番号):特開平7-098376
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明は先行車との距離及び相対速度を検出する車載レーダ装置に関し、先行車がカーブに差しかかったことを自車の舵角情報によらずに検出することを目的とする。【構成】 車両前方を監視するレーダ装置が複数の対象物を認識するのを待つ(ステップ100)。先行車がカーブに差しかかると先行車がレーダ装置の監視範囲から外れて代わりにガードレール等の静止体が検出されることに鑑み、認識された複数の対象物に移動体及び静止体が共に存在するかを見る(ステップ110)。移動体と静止体とが共に認識されていたら、その状況が所定時間継続しているかを見る(ステップ120)。所定時間継続した場合はこの現象が先行車がカーブに差しかかったことに起因するものであると判定する(ステップ130)。
請求項(抜粋):
前方に存在する対象物に対する距離及び相対速度を検出するレーダ手段を備えてなる車載レーダ装置において、該レーダ手段のレーダ監視範囲内に複数の対象物が存在していることを検出する複数対象物判別手段と、当該車載レーダ装置の搭載される車両の車速を検出する車速センサと、前記複数対象物判別手段が複数の対象物の存在を検出した場合に、前記レーダ装置がこれら複数の対象物に対して検出する相対速度と、前記車速センサが検出する車速とを比較し、相対速度と車速とが実質的に同一となる物体については路上に停止している静止体であると判定し、相対速度と車速とが実質的に同一とならない物体については路上を移動している移動体であると判定する対象物特性判定手段と、該対象物特性判定手段が、移動体と静止体とを共に検出した場合に、静止体の継続検出時間をカウントする静止体計時手段と、該静止体計時手段によりカウントされた時間が所定時間以上となった場合、車両がカーブに差しかかっていると判定する走行状態判定手段とを有することを特徴とする車載レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 13/60

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