特許
J-GLOBAL ID:200903076411087818

サーマルヘッド駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山中 郁生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-138164
公開番号(公開出願番号):特開平9-314883
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 被印字媒体として連続気泡を有する多孔性樹脂シートを使用してインク透過部とインク不透過部とからなる印判を作成する場合に発熱素子の加熱に伴う蓄熱の影響を排除しつつ、インク透過部の独立した明瞭性とインク不透過部の確実なシール性との両立を図ることが可能であり、もって品質良好な印判を作成することが可能なサーマルヘッド駆動装置を提供する。【解決手段】 現在のオン駆動データに基づき第1発熱素子群A、第2発熱素子群Bの発熱駆動を行うことにより、各発熱素子11の駆動時間を短くして印判用部材7に薄膜層22を形成するに必要な発熱駆動データの間引きが行われるように構成する。これにより、捺印部21の独立した明瞭性が確保されるとともに、サーマルヘッド10に対する蓄熱の影響が排除される。また、薄膜層22のシール性に影響を与えることはなく、捺印部21の独立した明瞭性と薄膜層22の確実なシール性との両立が図られる。
請求項(抜粋):
被加熱シートに対して、列状に配置された複数の発熱素子が形成されたサーマルヘッドを押圧しつつ相対移動させるとともに、各発熱素子の一端から奇数番目に配置された第1発熱素子群と偶数番目に配置された第2発熱素子群とを駆動データに従って交互に発熱駆動し、被加熱シート上にて千鳥状態で1ライン分の加熱を行うサーマルヘッド駆動装置において、前記第1発熱素子群及び第2発熱素子群を発熱駆動する駆動時間のそれぞれを複数の駆動時間に分割する駆動時間分割手段と、前記各発熱素子のオン・オフ状態を示す発熱駆動データに関し、サーマルヘッドの相対移動方向について少なくとも前回、今回及び次回の発熱駆動データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたオン状態にある今回の発熱駆動データに基づき第1発熱素子群及び第2発熱素子群を交互に発熱駆動するについて、前回及び次回の発熱駆動データにおけるオン・オフ状態に従い前記駆動時間分割手段により分割された駆動時間の一部を選択して発熱駆動する駆動制御手段とを備えたことを特徴とするサーマルヘッド駆動装置。
IPC (3件):
B41J 2/355 ,  B41J 2/36 ,  B41K 1/50
FI (3件):
B41J 3/20 114 A ,  B41K 1/50 B ,  B41J 3/20 115 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
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