特許
J-GLOBAL ID:200903076415858797

画像強調装置および画像強調プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 晴康 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-083948
公開番号(公開出願番号):特開2002-290773
出願日: 2001年03月23日
公開日(公表日): 2002年10月04日
要約:
【要約】【課題】 不自然な輪郭強調を回避しつつ微細画像に対しても輪郭強調によって十分に画質を改善できる画像強調装置等を提供する。【解決手段】 輪郭成分抽出回路1は入力映像信号Siの輪郭成分Saを抽出し、信号レベル検出回路2は入力映像信号Siのレベルを示すレベル信号Sbを生成し、輪郭成分検出回路4は下記の輪郭検出閾値Dに基づき入力映像信号Siの示す画像における輪郭の有無を示す輪郭検出信号Scを生成する。パラメータ算出回路3は、外部から与えられるパラメータDi、αi、βiに基づき入力映像信号Siのレベルに応じた値として過強調補正閾値α、微細成分強調閾値β、輪郭検出閾値Dをそれぞれ算出する。輪郭補正回路5は、過強調補正閾値αと微細成分強調閾値βと輪郭検出信号Scに基づき、輪郭成分Saの値に応じて輪郭強調の度合いを選択的に制御しつつ、入力映像信号Siに対して輪郭補償を施す。
請求項(抜粋):
入力映像信号に輪郭補償信号を加えて輪郭を強調することにより当該入力映像信号の表す画像を鮮鋭化する画像強調装置であって、前記入力映像信号から前記画像における輪郭に相当する信号成分である輪郭成分を抽出する輪郭成分抽出手段と、輪郭の過強調を抑制するための第1の閾値、および、前記画像に含まれる微細画像の輪郭を強調するための閾値であって当該第1の閾値よりも大きい第2の閾値を算出する閾値算出手段と、前記第1および第2の閾値に基づき前記輪郭成分から輪郭強調信号を生成し、当該輪郭強調信号または当該輪郭強調信号をゲイン調整して得られる信号を前記輪郭補償信号として前記入力映像信号に加算することにより、前記画像を鮮鋭化した画像を表す出力映像信号を生成する輪郭補正手段とを備え、前記輪郭補正手段は、前記輪郭成分の絶対値が前記第2の閾値よりも小さい場合に、前記輪郭成分の絶対値を前記第1の閾値以下に制限することにより前記輪郭強調信号を生成し、前記輪郭成分の絶対値が前記第2の閾値よりも大きい場合に、前記輪郭成分からその絶対値を制限することなく前記輪郭強調信号を生成する強調信号生成手段と、前記輪郭強調信号に基づく前記輪郭補償信号を前記入力映像信号に加算する信号加算手段とを含むことを特徴とする画像強調装置。
IPC (2件):
H04N 5/208 ,  G06T 5/20
FI (2件):
H04N 5/208 ,  G06T 5/20 J
Fターム (19件):
5B057BA01 ,  5B057BA30 ,  5B057CE03 ,  5B057CE06 ,  5B057CE09 ,  5B057CH08 ,  5B057CH18 ,  5B057DC16 ,  5B057DC22 ,  5C021PA17 ,  5C021PA58 ,  5C021PA62 ,  5C021PA66 ,  5C021PA78 ,  5C021RA02 ,  5C021RB03 ,  5C021RC06 ,  5C021SA21 ,  5C021XB03

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