特許
J-GLOBAL ID:200903076424269052

シリンダブロック製造用金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北澤 一浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099555
公開番号(公開出願番号):特開2000-042708
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 置中子の金型内のセットが容易に行え、特別な冶具を用いることなくウォータージャケットからの置中子の取外しが容易であり、ウォータージャケット用ダイス部の設計が比較的容易であり、バリの発生箇所が少なく、また発生したバリを容易に除去でき、ブリッジ部の面積を大きく確保でき、置中子が簡単に製造できるシリンダブロック製造用金型装置の提供。【解決手段】 ウォータージャケット用ダイス部30には切欠部31が形成され、切欠部には、1個の置中子20がスライド嵌合される。置中子のトップデッキ側端面20aとクランクケース側端面20bは傾斜して抜け勾配が形成され、切欠部の底部31cもトップデッキ側端面20aと同一勾配である。
請求項(抜粋):
並設された複数のシリンダライナを包囲するウォータジャケットが形成され、トップデッキに該ウォータジャケットの上端開口の一部を覆う複数のブリッジ部が設けられたアルミニウム合金製のクローズドデッキタイプのシリンダブロックを製造するため、ウォータジャケット用ダイス部を備えたシリンダブロック形成用金型が設けられ、該ダイス部にはトップデッキとは反対側のクランクケース側で開口しシリンダの軸線方向に延びる複数の切欠部が形成され、ブリッジ部を形成するためにそれぞれの該切欠部の開口から該切欠部内にスライド嵌合される置中子が設けられたシリンダブロック製造用金型装置において、該切欠部は略四角形状をなし、切欠部の開口と対向する切欠部の底面は傾斜面をなすと共に該傾斜面の一部は該ダイス部のトップデッキ側端面に連通して設けられ、該置中子は金属製の略四角形の中実部材であり、それぞれの切欠部内に1個配置され、該置中子のトップデッキ側端面とクランクケース側端面とはシリンダの周方向に沿って該シリンダ軸線方向に互いに反対方向に傾斜する抜け勾配が形成され、切欠部の底面の傾斜面は該トップデッキ側端面の抜け勾配と一致していることを特徴とするシリンダブロック製造用金型装置。
IPC (3件):
B22D 17/00 ,  B22D 17/22 ,  F02F 1/00
FI (3件):
B22D 17/00 C ,  B22D 17/22 H ,  F02F 1/00 K
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る