特許
J-GLOBAL ID:200903076429550582

チェックポイント取得システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-151739
公開番号(公開出願番号):特開平9-006636
出願日: 1995年06月19日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】チェックポイント取得時に実施されるキャッシュフラッシュのプロセッサへの負荷を大幅に軽減するチェックポイント取得システムを提供する。【構成】プロセッサ2a〜2bの動作と並列に独立してキャッシュフラッシュを実行するキャッシュフラッシュハードウエア4a〜4bと、このキャッシュフラッシュハードウエア4a〜4bを起動するキャッシュフラッシュ起動部5a〜5bと、キャッシュフラッシュの完了を検知するキャッシュフラッシュ完了検知部6a〜6bとを具備し、プロセッサ2a〜2bは、チェックポイントを取得する際に、まず通常処理と並行して第1のキャッシュフラッシュを実行し、キャッシュフラッシュ完了検知部6a〜6bが第1のキャッシュフラッシュの完了を検知したときに、通常処理を中断してコンテクストを保存するとともに、第2のキャッシュフラッシュを実行することを特徴とする。
請求項(抜粋):
プロセッサが周期的にコンテクストの保存およびキャッシュのフラッシュを行なうことによりメインメモリ上にチェックポイントを取得して、障害が発生したときにこのチェックポイントからリスタートすることにより障害からの回復を実現するコンピュータシステムにおいて、上記プロセッサの動作と並列に独立して上記プロセッサのキャッシュフラッシュを実行するキャッシュフラッシュ実行手段と、このキャッシュフラッシュ実行手段を起動する起動手段と、上記キャッシュフラッシュ実行手段によるキャッシュフラッシュの完了を検知する検知手段とを具備し、上記プロセッサは、チェックポイントを取得する際に、まず上記起動手段によりキャッシュフラッシュ実行手段を起動して通常処理と並行して第1のキャッシュフラッシュを実行し、上記検知手段が上記第1のキャッシュフラッシュの完了を検知した後に、通常処理を中断してコンテクストを保存するとともに、上記起動手段によりキャッシュフラッシュ実行手段を起動して第2のキャッシュフラッシュを実行することを特徴とするチェックポイント取得システム。

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