特許
J-GLOBAL ID:200903076440830856

車両用侵入検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082822
公開番号(公開出願番号):特開平9-274080
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【目的】 超音波ドップラシフトが人の侵入に相当する量となっており、かつ、受信レベルが外乱によるレベルより高いときにのみ、人の不法侵入として検知し、誤検知を確実に防止する車両用侵入検知装置を提供する。【解決手段】 ステップ130で、BPF70のドップラ信号の周期Tが所定周期To内の値であればYESと判定される。この所定周期Toは、超音波センサ10に対する車室内への人の侵入相対速度に対応する値である。次のステップ140で、周期Tが所定周期To内の値である状態が所定N時間継続すれば、YESと判定される。但し、所定N時間は、人が車室内に侵入するに、通常、要する時間に相当する。ついで、ステップ150で、受信超音波に対する包絡線検波信号のレベルが、外乱レベルに相当する基準レベル以下であれば、NOと判定され、ステップ152にて警報禁止処理がなされる。
請求項(抜粋):
車両の車室内に設けられて超音波を送信し当該車室内で反射させる超音波送信手段(10a、20、30)と、車室内に設けられて前記反射超音波を受信する超音波受信手段(10b、40、50、51)と、前記反射超音波及び受信超音波に応じてドップラシフト量を出力するドップラシフト量出力手段(60、70)と、前記受信超音波のレベルを検出する受信レベル検出手段(80)と、前記ドップラシフト量が、車室内への人の侵入を表す所定時間のうち少なくともその最初及び最後の両時期にて、人の侵入による動きに対応する所定量内にあるときこれを判定する第1判定手段(120、130、140)と、前記検出受信レベルが、外乱を表す基準レベルより高いときこれを判定する第2判定手段(150)と、前記第1及び第2の判定手段による両判定が共に成立するときにのみ人の不法侵入として検知する検知手段(151、152)とを備えてなる車両用侵入検知装置。
IPC (5件):
G01S 15/04 ,  B60R 25/10 622 ,  G01S 7/526 ,  G01S 15/50 ,  G08B 13/16
FI (5件):
G01S 15/04 ,  B60R 25/10 622 ,  G01S 15/50 ,  G08B 13/16 A ,  G01S 7/52 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-171641
  • 特開昭61-118679

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