特許
J-GLOBAL ID:200903076456174118

図形表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299544
公開番号(公開出願番号):特開平8-161512
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、図形表示装置に関し、ビットマップメモリ上に斜め太線を描画するときのDDA処理の回数を減らし、面塗り開始点と終了点を保存するメモリサイズを小さくする。【構成】 斜め太線の4本の輪郭線の内、平行な2線分を対として、片方の線分のみDDA演算を行い、得られたドットの座標の内、X,Yの値ともに変化する変化点座標(#) を抽出し、描画方向が同じで平行な2線分の開始点,又は終了点同士のオフセット値を、上記抽出された変化点(#) の座標に与えて、上記DDA計算を行っていない対辺の変化点(#) の座標を決定することを上記4本の輪郭線の短辺と長辺に対して実行して、該輪郭線上の全面塗り開始点と終了点を求め、水平,又は、垂直ベクトルで結んで描画し表示するように構成する。
請求項(抜粋):
ビットマップメモリ上に斜め太線を描画して表示する図形表示装置であって、該斜め太線の4点座標を記憶する4点座標テーブルと、該斜め太線の太らし方向のドット変位量を記憶する太らし方向変位量テーブルと、対辺変位量を記憶する対辺変位量テーブルと、DDA演算処理部と、水平方向,又は垂直方向描画指示フラグとを備え、上記DDA演算処理部によって、上記4点座標テーブルが指示する4点座標から得られる斜め太線の4本の輪郭線の内、平行な2線分を対として、片方の線分のみのDDA演算を行い、得られたドットの座標の内、X,Yの値ともに変化する変化点座標を抽出すると共に、それぞれ変位点でのオフセット値と、頂点座標間の変位量を、上記太らし方向変位量テーブルと、上記対辺変位量テーブルとに設定し、該設定された上記太らし方向変位量テーブルと、上記対辺変位量テーブルとに基づいて、描画方向が同じで平行な2線分の開始点,又は終了点の上記各変位点のオフセット値を、上記抽出された変化点の座標に与えて、上記DDA計算を行っていない対辺の変位点座標を決定することを上記4本の輪郭線の短辺と長辺に対して実行して、該輪郭線上の面塗りの開始点と終了点を求め、上記水平方向,又は垂直方向描画指示フラグに基づいて、該輪郭線上の全面塗り開始点と終了点に対して、水平,又は、垂直ベクトルで描画して表示することを特徴とする図形表示装置。

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