特許
J-GLOBAL ID:200903076458694089

杭の継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中川 周吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-277882
公開番号(公開出願番号):特開平10-121467
出願日: 1996年10月21日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】杭基礎を構築する際に既に打ち込まれた杭に新たな杭を接続する作業を天候の影響を受けることなく実施し得るようにする。【解決手段】コンクリート本体1の端部に端板2と円筒側板3からなる継手部材Bを固着して杭Aを構成する。継手部材Bには端板2の外周面にテーパ部2aを形成すると共に円筒側板3に所定のピッチで複数のネジ穴4を形成する。ネジ穴4の円筒側板3の内周面側に盲プレート5を溶接して該穴4を閉塞し、杭Aを製造する際に打設されたモルタルのネジ穴4への浸入を防止する。端板2の外周を複数に分割した円弧状で内面にテーパ部7aを形成すると共に複数のボルト穴8を形成した接続片7によって接続部材Cを構成する。杭Aを長手方向に接合して継手部材Bを当接させ、端板2の周囲に接続片7を配置して六角ボルト9によって締結する。
請求項(抜粋):
杭の断面形状と対応した形状を有する端板と該端板の内面側の所定位置に突設され所定の肉厚を持った円筒側板とからなり、前記端板の外周面に円筒側板を突設した内面側から端面側に向かって径が拡大するテーパ部を形成すると共に前記円筒側板に所定のピッチで複数のネジ穴を形成した継手部材を端部に固着した一対の杭と、前記継手部材の端板の外周を複数に分割した円弧状に形成され内面に継手部材の端板外周に形成したテーパ部と略等しい一対のテーパ部を対向して形成すると共に該テーパ部の近傍であって円筒側板に形成したネジ穴と等しいピッチで複数のボルト穴を形成した接続部材とを有し、前記一対の杭を継手部材を対向させて当接させると共に継手部材の外周に複数の接続部材を配置し、該接続部材のボルト穴にボルトを挿通して継手部材の円筒側板に形成されたネジ穴に締結することを特徴とする杭の継手構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 円柱体の継手構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-056057   出願人:大同コンクリート工業株式会社, シントク工業株式会社, 日本高圧コンクリート株式会社, 前田製管株式会社

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