特許
J-GLOBAL ID:200903076471300464

回転電極式静電塗装ガン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110182
公開番号(公開出願番号):特開平9-271696
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 孔状のノズルは加圧空気の噴出速度が高く、塗料の直進性に優れるが、噴出口付近で渦流が生じてノズルの回りに塗料粒子が付着し、溜まってできた粗大粒子が被塗装物に塗着して塗装不良の原因となるおそれがあり、また、スリット状のノズルは渦流は生じないが、流速が低く、塗料を直進させる力が弱い欠点があった。【解決手段】 ガン本体1に、回転電極4の外周を取り囲む内筒10と外筒16を固設してその回転電極4の先端縁の回りにその内筒10とその外筒16により幅の狭い円形のスリット状ノズル19を形成するとともに、そのスリット状ノズル19より後ろ側の内筒10と外筒16との間に多数の孔状ノズル14を全周にわたって形成し、その孔状ノズル14より後ろ側の内筒10と外筒16の間に加圧空気を供給する加圧空気供給通路20を設けた。
請求項(抜粋):
ガン本体の先端に内周面が先端縁に向かって次第に拡径したカップ形の回転電極を装着して被塗装物との間に高電位の静電界を形成し、前記回転電極の回転により該回転電極の内周面に供給した液体塗料を先端縁から遠心力と静電界の作用により微粒化して放出し、静電吸引力により被塗装物に塗着するようにした回転電極式静電塗装ガンにおいて、前記ガン本体に、前記回転電極の外周を取り囲む内筒と外筒を固設して該回転電極の先端縁の回りに該内筒と該外筒により幅の狭い円形のスリット状ノズルを形成するとともに、該スリット状ノズルより後ろ側の前記内筒と前記外筒との間に多数の孔状ノズルを全周にわたって形成し、該孔状ノズルより後ろ側の前記内筒と前記外筒の間に加圧空気を供給する加圧空気供給通路を設けたことを特徴とする回転電極式静電塗装ガン。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-092475

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