特許
J-GLOBAL ID:200903076474167404

カラー拡散転写写真フイルムユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-035943
公開番号(公開出願番号):特開2001-228592
出願日: 2000年02月14日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 光堅牢性を維持しつつピールアパート方式での剥離時の分離性をより改良でき、かつ画像プリントの膜物理性を改良したカラー拡散転写写真フィルムユニットを提供する。【解決手段】 支持体上に順次、中和機能を有する層、受像層および剥離層を有してなる受像要素、遮光層を有する支持体上に少なくとも1種の色素像形成化合物と組み合わされた少なくとも1つのハロゲン化銀乳剤層を有する感光要素、並びに前記受像要素と前記感光要素との間に展開されるアルカリ性処理組成物を有し、露光後前記アルカリ性処理組成物をこれらの要素間に展開処理した後、前記受像要素と感光要素を剥離して画像を得るカラー拡散転写写真フイルムユニットにおいて、前記受像層が、特定の水溶性のポリマー媒染剤とゼラチンを含み、かつ、該受像要素が、ノニオン系含フッ素界面活性剤を少なくとも1種有するカラー拡散転写フイルムユニット。
請求項(抜粋):
支持体上に順次、中和機能を有する層、受像層および剥離層を有してなる受像要素、遮光層を有する支持体上に少なくとも1種の色素像形成化合物と組み合わされた少なくとも1つのハロゲン化銀乳剤層を有する感光要素、並びに前記受像要素と前記感光要素との間に展開されるアルカリ性処理組成物を有し、露光後前記アルカリ性処理組成物をこれらの要素間に展開処理した後、前記受像要素と感光要素を剥離して画像を得るカラー拡散転写写真フイルムユニットにおいて、前記受像層が、下記一般式(I)で表される繰り返し単位と、下記一般式(II)、(III)又は(IV)で表される繰り返し単位の少なくとも1種とを構成単位として有してなる水溶性ポリマーの少なくとも1種とゼラチンを含み、かつ、該受像要素が、ノニオン系含フッ素界面活性剤を少なくとも1種有することを特徴とするカラー拡散転写フイルムユニット。一般式(I)【化1】(式中、R1、R2、R3は各々水素原子または炭素数1〜6個のアルキル基を表す。Lは1〜20個の炭素原子を有する二価の連結基を表す。mは0または1である。)一般式(II)【化2】(式中、R1は一般式(I)におけると同義である。R4はアルキル基、アリール基またはアラルキル基を表す。nは0または1である。)一般式(III)【化3】(式中、R1は一般式(I)におけると同義である。R5、R6は各々水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基またはアラルキル基を表す。p、qは各々0または1である。)一般式(IV)【化4】(式中、R1は一般式(I)におけると同義である。Dは窒素原子およびカルボニル基と共に5〜7員環を形成するのに必要な2価の連結基を表す。)

前のページに戻る