特許
J-GLOBAL ID:200903076490370830

吸収式冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 香樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-026731
公開番号(公開出願番号):特開2002-228292
出願日: 2001年02月02日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 冷房、ヒートポンプ運転から直火加熱運転に移行したときの再生器への冷媒還流路について、専用の管路を設けずに冷房運転やヒートポンプ運転時の冷媒通路を兼用できるようにした。【解決手段】 直火加熱暖房運転時には、凝縮器9から蒸発器1への冷媒液の供給を断ち、凝縮器9に溜まった冷媒液を、冷媒蒸気通路20を介して精留器6上部に溢れさせるようにする。精留器6上部に溢れた冷媒液を、精留器6の側壁寄りへ導くガイド部材27を設ける。精留器6上部に蒸発器1から希液接触液として冷媒の一部を給送する。希液接触液を分散して流下させるため精留器6内に分散器24を設ける。分散器24は、精留器6の壁面との間に間隙Gを有して配される。ガイド部材27は、凝縮器9から溢れた冷媒液を衝突させて間隙Gに導くよう分散器24の縁から立ち上げられる。分散器24は円筒状の精留器6内に同心で配される。
請求項(抜粋):
冷媒を収容する蒸発器と、前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収する吸収剤を含む溶液を収容する吸収器と、前記溶液の一部を加熱して冷媒蒸気を抽出し、溶液中の吸収剤濃度を回復させる再生器と、抽出された前記冷媒蒸気を再生器から凝縮器へ給送する冷媒蒸気通路と、前記冷媒蒸気を凝縮させて前記蒸発器へ供給する凝縮器とを具備し、冷房運転、ヒートポンプ暖房運転または直火加熱暖房運転が選択的に可能な冷暖房装置において、前記直火加熱暖房運転時には、凝縮器から蒸発器への冷媒液の供給を断ち、凝縮器に溜まった冷媒液を、前記冷媒蒸気通路を介して前記再生器上方の精留器上部に溢れさせるよう構成するとともに、前記精留器上部に溢れた冷媒液を、精留器の側壁寄りへ導くガイド部材を設けたことを特徴とする吸収式冷暖房装置。
IPC (3件):
F25B 15/00 301 ,  F25B 15/00 ,  F25B 33/00
FI (3件):
F25B 15/00 301 A ,  F25B 15/00 B ,  F25B 33/00 A
Fターム (10件):
3L093AA05 ,  3L093BB01 ,  3L093BB22 ,  3L093BB42 ,  3L093DD10 ,  3L093EE09 ,  3L093LL03 ,  3L093LL13 ,  3L093MM02 ,  3L093MM03

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