特許
J-GLOBAL ID:200903076491333121

硫酸塩還元菌利用の深槽式廃水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市東 禮次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-266415
公開番号(公開出願番号):特開平8-126896
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】硫化水素を処理槽外へ逃がさない硫酸塩還元菌利用の深槽式廃水処理方法の提供。【構成】深い反応槽1を鉛直隔壁2により下端で連通した嫌気ゾーン3と好気ゾーン4に分割する。原水Sを、嫌気ゾーン3の頂部に供給しこれを下降させながら硫酸塩還元菌に接触させて硫酸塩還元菌による嫌気性処理を行い、好気性微生物では分解し難い有機化合物をも分解する。深い反応槽1の下端から、嫌気処理後の原水Sを好気ゾーン4へ流入させ、嫌気性処理の代謝物を好気性処理により無機物にまで分解する。嫌気ゾーン3の硫酸塩還元時に生ずる硫化水素を原水Sに溶解させ水系中に保持したまま好気ゾーンへ送り、酸化して硫酸イオンとすることにより、臭気のある硫化水素を反応槽1の外へ出さない。
請求項(抜粋):
深い反応槽を鉛直隔壁により下端で連通した嫌気ゾーンと好気ゾーンに分割し、原水を、前記嫌気ゾーンで下降させながら硫酸塩還元菌に接触させて硫酸塩還元による嫌気性処理をした後、前記好気ゾーンへ流入させて前記嫌気性処理の代謝物を好気性処理し、前記嫌気ゾーンの硫酸塩還元時に生ずる硫化水素を原水に溶解させて好気ゾーンへ送り酸化して硫酸イオンとすることにより水系中で分解してなる硫酸塩還元菌利用の深槽式廃水処理方法。
IPC (3件):
C02F 3/34 ZAB ,  C02F 3/22 ZAB ,  C02F 3/30 ZAB
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-111492
  • 特開昭55-129199
  • 特開平3-016695

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